出版社内容情報
世界的なイノベーションが生まれる街は、もはやシリコンバレーだけではない。
大手IT企業の顔色をうかがうスタートアップが増えてきたシリコンバレーは、
むしろイノベーションを生む力に陰りが見えてきているともいえる。
今は世界中で"次のシリコンバレー"と目される国や都市が続々と出てきている。
本書はそんな「ネクストシリコンバー」の現状や今後に加え、
日本企業との協業も踏まえて分析・解説したものだ。
取り上げるのは、特にスタートアップで勢いのある、イスラエル、インド、ドイツの3カ国。
それぞれのスタートアップは、独自の文化を持ち、魅力にあふれ、将来に期待できる。
「ネクストシリコンバレー」は、何がどうすごいのか。
GAFAやBATHといった世界を席巻する企業の"次"はどこになるのか。
日本企業が協業すべき相手はどこで、どんな方法なのか。
本書はグローバルビジネスで成功するためのヒントが詰まっている。
革新的なビジネスにつながるきっかけをつかんでもらいたい。
内容説明
「シリコンバレー離れ」が始まっている。“次”のテックハブ都市はどこ?日本の企業はどこと、どう手を組めばいい?テルアビブ、ハイデラバード、ベルリン…「魅惑のスタートアップ」が続々生まれる街に迫る!
目次
1 イスラエル(「イノベーション大国」として世界で躍進―シリコンバレーの文化をまとい、有望スタートアップ続々;「先端技術」&「超優秀な人材」を求めて―GAFAなど、米大手IT企業が続々進出;軍隊は「超天才児」をヘッドハンティング―高度なITスキルは大学や軍隊で取得 ほか)
2 インド(「眠れる巨象」、ついに目覚める―2027年には中国を抜き、人口世界1位に;“世界”が注目、インド「人材争奪戦」―「優秀なエンジニアとネットワークを押さえろ」;「モディ政権誕生」でスタートアップに勢い―「追い風」が吹く中、政府は100都市をスマートシティに ほか)
3 ドイツ(次世代の起業家を魅了する都市―「ネクストシリコンバレー」の最有力はベルリン;「アンダーグラウンド」の雰囲気漂う独自の文化―イノベーションは多様性に寛容なベルリンで起こる;マイクロアントレプレナーが活躍―「大企業が経済を支配していない街」だからこそ人が集まる ほか)
著者等紹介
平戸慎太郎[ヒラトシンタロウ]
ジャコーレCEO。ニューヨーク州弁護士。1999年に慶應義塾大学法学部卒業後、NTTに入社。その後シカゴ大学ロースクールを経て、Sidley Austin法律事務所とGEに勤務。2011年楽天入社。国際部新規事業長、デジタルコンテンツカンパニーのCCO、及びViberのジェネラルカウンセルを務める。2017年7月、イスラエル企業と日本企業をつなぐコンサルティングサービスを提供するジャコーレを設立
繁田奈歩[シゲタナホ]
インフォブリッジグループ代表。東京大学教育学部卒。大学在学中にインド・ニューデリーで旅行会社を開始。1999年インフォプラント(現マクロミル)入社。2002年同社取締役、2004年同社初の海外子会社の立ち上げなどを担当。2006年、インフォブリッジを設立して独立。現在はインド・デリー在住
矢野圭一郎[ヤノケイイチロウ]
「Interacthub GmbH」CEO。中学と大学をベルリンとハンブルクで過ごし、日本のベンチャー企業勤務を経てセールスフォース・ドットコムやグーグルなど、米大手IT企業の日本法人で法人向けクラウドサービスの事業開発に携わる。スペインのIEビジネススクールでMBA修了後、2015年にベルリンへ渡り、2017年にInteracthubを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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