出版社内容情報
社会で役立つ「暗号のしくみ」と、いま知るべき「応用暗号学」を
暗号学&暗号通貨の専門家がやさしく教えます。
暗号の基本から、暗号通貨、ハードウェア暗号、耐量子暗号、次世代技術までをこの1冊でカバー。
仮想通貨、Web3が注目される今だからこそ、それらを支える暗号技術の真髄を伝えます。
【本書の対象読者】
・現実世界で使われている暗号のしくみに興味があって、その基本を知りたい―
・各製品で実装されたり利用されている暗号学に関する実用的な本がほしい―
・暗号通貨やハードウェア暗号、耐量子暗号など、最新の応用暗号学を押さえたい―
こうした学生、ビジネスパーソン、開発者、コンサルタント、セキュリティエンジニアの方々。
内容説明
暗号の基本から、暗号通貨、耐量子暗号、次世代技術まで。暗号学&暗号通貨の専門家がやさしく教える―社会で役立つ暗号のしくみといま知るべき応用暗号学。
目次
第1部 プリミティブ:暗号の構成要素(暗号とは何か;ハッシュ関数;メッセージ認証コード;認証付き暗号;鍵交換;非対称暗号とハイブリッド暗号;署名とゼロ知識証明;ランダム性と秘密)
第2部 プロトコル:暗号を使うレシピ(セキュアトランスポート;エンドツーエンド暗号化;ユーザー認証;暗号が通貨になる?;ハードウェア暗号;次世代の暗号技術;暗号が破綻するとき)
著者等紹介
ウォン,デイビッド[ウォン,デイビッド] [Wong,David]
暗号通貨ミナ(Mina)を運営する0(1)Labsのシニア暗号エンジニア。以前は、Facebook(現在はMeta)傘下のNoviで暗号通貨ディエム(旧称、リブラ)のセキュリティリード職にあり、その前にはNCC Groupで暗号サービスを担当。暗号学を専門とするそのキャリアを通じ、OpenSSLやLet’sEncryptといったオープンソースのプロトコルについて、公的な資金援助を受けた監査に参加
高橋聡[タカハシアキラ]
CG以前の特撮と帽子をこよなく愛する実務翻訳者。翻訳学校講師。日本翻訳連盟(JTF)副会長。学習塾講師と雑多翻訳の二足のわらじ生活を約10年、ローカライズ系翻訳会社の社内翻訳者生活を約8年経たのち、2007年からフリーランスに。現在はIT・マーケティング文書全般の翻訳を手がけつつ、セミナー(オンライン)や雑誌で、翻訳者に必要な辞書環境や文化背景知識などについても発信している。主な活動の場は、JTFと翻訳フォーラム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。