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出版社内容情報
「AIをビッグテックに任せてはいけない」――サム・アルトマンと対峙した気鋭のIT批評家が未来のために今できることを説く。
【目次】
序章 進路を変えなければこれまでの社会は消える
第1部 現在利用されているAI
第1章 AIの現状
第2章 現在のAIは私たちが望むべきAIではない
第3章 現段階の生成AIがもたらす12の脅威
第2部 政治と言論操作の問題
第4章 シリコンバレーの倫理的堕落
第5章 シリコンバレーは世論をどのように操作しているのか?
第6章 シリコンバレーは政府の方針をどのように操作しているのか?
第3部 私たちは何を要求すべきなのか?
第7章 データに対する権利
第8章 プライバシー
第9章 透明性
第10章 法的責任
第11章 AIリテラシー
第12章 独立した監視体制
第13章 重層的な監視
第14章 公正なAIを推進するインセンティブ
第15章 機敏な管理が可能なAI専門機関
第16章 国際的なAI管理
第17章 真に信頼できるAIの研究
第18章 すべての対策を組み合わせる
エピローグ 私たちに何ができるのか?―― 行動への呼びかけ
謝辞
解説
原注
内容説明
AIテックは生成AIの弊害から社会を守ろうとしていない。大手テック企業がますます私たちを搾取するようになっている事実、私たちが大切にしているもの(プライバシーや民主主義、安全そのものなど)を危険にさらしつつある事実―。これらに対して何ができるのか、私が考え抜いて導き出した答えを提示する。シリコンバレーの行き過ぎた行為や横暴を抑え込み、有益かつ健全なAIの世界をつくりあげるために力を合わせよう。
目次
進路を変えなければこれまでの社会は終わる
第一部 現在利用されているAI(AIの現状;現在のAIは私たちが望むべきAIではない;現段階の生成AIがもたらす一二の脅威)
第二部 政治と言論操作の問題(シリコンバレーの倫理的堕落;シリコンバレーは世論をどのように操作しているのか?;シリコンバレーは政府の方針をどのように操作しているのか?)
第三部 私たちは何を要求すべきなのか?(データに対する権利;プライバシー;透明性 ほか)
著者等紹介
マーカス,ゲイリー[マーカス,ゲイリー] [Marcus,Gary]
現代のAIに異議を唱えていることで知られる人工知能分野の指導的科学者。ニューヨーク大学名誉教授。機械学習会社ジオメトリックAIの創業者兼CEOでもあった(現在はウーバーに買収されている)。前著『Rebooting AI』(アーネスト・デイヴィスとの共著)は、フォーブス誌の「AIに関する7冊の必読書」に選出された
山田美明[ヤマダヨシアキ]
英語・フランス語翻訳家
市川類[イチカワタグイ]
一橋大学 イノベーション研究センター 特任教授、東京科学大学 データサイエンス・AI全学教育機構 特任教授。東京大学、マサチューセッツ工科大学修士、政策研究大学院大学博士(政策研究)。通商産業省(現経済産業省)入省後、各種の技術・イノベーション政策、デジタル・AI政策に従事。2013年内閣官房IT総合戦略室内閣参事官、17年産業技術総合研究所AI研究戦略部長等、20年一橋大学イノベーション研究センター教授、23年より現職。専門は、技術・イノベーションに係る制度・政策、AIガバナンス政策など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



