出版社内容情報
怠け者の大学4年生がChatGPTに出会い、ノリでプログラミングに取り組んだら、
教授に褒められ、海外論文が認められ、ソフトウェアエンジニアとして就職できた。
大学4年の春。授業でChatGPTを知った私は、宿題をサボるためにその活用法を編み出した。
プログラミングにも使えることを知り、出来心で「#100日チャレンジ」に取り組み始めた。
毎日1本、新しいアプリ(作品)を作り、X(旧ツイッター)に投稿するというものだ。
暇つぶしで始めたそれは、過酷な挑戦であると同時に、日常的な興味と学び、そして飛躍をもたらした……。
―― Z世代の著者によるAI駆動型プログラミング学習探究記 ――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
96
「何を頑張るかを他人に決めさせない」はかの名作『さらば/西加奈子』の「あなたが信じるモノを誰かに決めさせてはいけないわ」に通じるモノがあるのではないかと思いました。つまり、「頑張ること≒信じるモノ」が成立し、これってとっても美しいと思いました。2025/06/09
とも
29
大学生がアプリを毎日1本、ChatGPTの力を借りて 100日かけ100本作る話、実話。作ったアプリはX上で発表する。コーディングをほぼ知らない著者がどんどんレベルアップし、最後の方はChatGPTを補助としてほとんど自分で作っていく。周りの人が協力的でサポートしてくれるんだけどそれも本人がやる気あるから。 たまに吐く本音が面白い「やりたくないことを回避するために全力を尽くす」「努力は時代に合わない」など。 物事を進めるのに大事な要素や情熱が詰まった本。すごくいい。2025/05/07
hippos
25
単に100日間の連続チャレンジの記録ではない。エンジニアとして自己成長していく過程の記録。 とにかく著者のプログラミングへの集中力がすごい。これは努力みたいなものじゃなくて、気質そのものなのだろうと思う。良きメンターに恵まれたこともこれを後押ししているけど根っからのエンジニアなのだ。読み始めるまでは「ChatGPTでプログラミング!」の帯には懐疑的だったけれど時間とともにどのようにChatGPTを使うべきかを自分で判断し、プログラミングを自分の手元に取り戻しているところが素晴らしい。2025/07/15
燃え尽きタコ
18
面白かったです。自分とは関係ない分野の話なので参考になったわけではないですが、普遍的な学びに対する姿勢として頭に刻み込まれて頑張ろうと思える本。 学びは楽しい物であるべき。2025/05/03
リン
9
AIを使った勉強法として、1番リアルで面白い。目的はさておき、アウトプットし続けることが大事で、それを上手く続けていくことで色々見えてくるものがある、というのが物凄く刺さった。 自分はエンジニアになりたい訳ではないが、SaaSを経ちあげることを目標としている。大塚さんの受け売りではないが、まずは身近に使っているサービスのモックアップを作り続けることから始めてみたいと思う。 あとこの人から学んだこととして承認欲求に振り回されて無いなと。将来への不安や過多な情報は行動を止める。まずはやって見ること、だな。2025/03/02