出版社内容情報
あの名門校の先生は、
これから大人へと成長していく、中学生・高校生たちに
どんな本を薦めているのでしょうか?
生徒たちに薦めたい本、授業で扱った本、自分が好きな本を紹介しながら
学校の特色や、本にまつわるエピソードまでをとことん語ります。
直木賞作家、伊与原新さんのプロローグも収録。
【掲載校一覧】
開成
豊島岡女子学園
国際基督教大学(ICU)高校
灘
フェリス女学院
広尾学園
渋谷幕張
聖光学院
「無駄な読書というものはおそらくない。
人生に何が起きるか、世界がどう変わるか、
そのとき何が必要になるかはわからないのだから
――(中略)――
生えるものを選ばない原生林は強い。
文字を追う時間を惜しまずに、気になった本を開いてみればいい。
読んだ端から中身を忘れてしまっても構わない。
知らぬ間に、森は育っている。」
――伊与原新 プロローグ「知の原生林」より
【目次】
プロローグ 知の原生林 伊与原新
1.高校時代に出合えたら、本当に幸せ
開成中学校・高等学校 鎌田亨教諭
2.背伸びをしてでも読んでほしい哲学書
豊島岡女子学園中学校・高等学校 降籏みなみ教諭
3.「本を読んで初めて泣いた」と生徒から
国際基督教大学(ICU)高等学校 仲島ひとみ元教諭
4.読書を通して生徒の「当たり前」を揺さぶる
灘中学校・高等学校 井上志音教諭
5.生徒に教わった「社会の先生にお薦めの本」
フェリス女学院中学校・高等学校 阿部素子校長
6.医学部小論文の授業でも取り上げる本
広尾学園中学校・高等学校 岸田有司教諭
7.物理学への興味を湧かせてくれる本
渋谷教育学園幕張中学校・高等学校 青木亮一教諭
8.言葉の力、文学の力をかみしめる本
聖光学院中学校高等学校 野谷健教諭
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