出版社内容情報
稀代の経営者、稲盛和夫が逝去してから3年が経つ。今なお信奉者が多い稲盛とは何者だったのか。稲盛自身が師と仰いだ江戸時代後期の農政家、二宮尊徳の生き様、思想と重ね合わせ、あらためて検証する。
利他の心で“ど真剣”に生き、働くことが人生の価値を高める唯一無二の道――。この信念こそが稲盛哲学の原点だ。「動機善なりや」「小善は大悪に似たり」「逆境に手を合わせる」といった名言はすべて、ど真剣に働くことで精神性を高めていった稲盛の人生から生まれた。そんな稲盛の考え方は、極貧、一家離散の中で独学刻苦し、飢饉・洪水で荒れた農地を次々に再生した二宮尊徳の思想と見事に重なる。
思想家と呼べるリーダーの不在、ともすると効率だけを追求しがちな今だからこそ、2人のど真剣な生き様から学ぶべきことは少なくない。現代のビジネスパーソンにとっての2人の思想の意義を、楠木建氏が解説。
【目次】
はじめに
「稲盛和夫」年表
「二宮尊徳」年表
プロローグ 時を超える2人の思想
第1章 「ど真剣」の原点
第2章 働いて、働いて魂を磨く
第3章 農村復興に命を賭した仕事師・尊徳
第4章 「稲盛思想」とは何か
第5章 尊徳「報徳思想」の系譜
第6章 今に生きる2人の思想
稲盛和夫の名言
二宮尊徳の名言
エピローグ 稲盛哲学は永久に
金澤しのぶ・稲盛財団理事長インタビュー
おわりに
参考文献・資料
解説 楠木建
内容説明
稲盛和夫・二宮尊徳の「名言」、金澤しのぶ・稲盛財団理事長のインタビューを収録!
目次
プロローグ 時を超える2人の思想
第1章 「ど真剣」の原点
第2章 働いて、働いて、魂を磨く
第3章 農村復興に命を賭した仕事師・尊徳
第4章 「稲盛思想」とは何か
第5章 尊徳「報徳思想」の系譜
第6章 今に生きる2人の思想
稲盛和夫の「名言」
二宮尊徳の「名言」
エピローグ 稲盛哲学を未来へ
著者等紹介
井上裕[イノウエユタカ]
ジャーナリスト。1957年東京生まれ。82年早稲田大学第一文学部卒、日本経済新聞社入社。東京社会部、長野県松本支局、産業部、欧州総局(ロンドン)特派員などを経て、2005年「日経ビジネス」編集長。その後、産業部長、証券部長、電波本部長などを歴任し、2013年制作担当としてBSジャパン(現・BSテレビ東京)取締役に就任。テレビ東京メディアネット代表取締役社長、テレビ東京顧問などを歴任。新聞記者時代から稲盛和夫氏を長く取材してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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