BCGが読む経営の論点 〈2024〉

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BCGが読む経営の論点 〈2024〉

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296001705
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

生成AIは日本の勝ち筋をどうつくるか?
経済安全保障とサプライチェーン戦略の考え方は?
世界的インフレ時代のプライシングとは?……
2024年のビジネスの成否を分ける重要論点を、
トップコンサルタントが解説!

翌年の経営・ビジネスを考えるために重要な変化を、世界有数の戦略コンサルファームであるボストン コンサルティング グループのコンサルタントたちが解説する、好評書籍の最新版。

「本書で提示する8つの論点は、2024年に企業が個々のユニークな論点を見出すにあたってのベースとなる指針と考えて欲しい。」

「どの業界の、どの企業にとっても、軽重はあるにせよ、いずれの論点も外すことができないものである。」

「これらの論点を土台としつつ、ぜひ、読者の皆様の企業における経営の論点が何であるのかを考えていただきたい。」――本文より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アベシ

23
2024年に求められる必須の経営能力とはというテーマで、後半で語られる「ケイパビリティ」とは、①事業開発(M&A)の活用力、②イノベーションを引き起すケイパビリティ、③価格設定力、④ヒトを活用するためのケイパビリティの4つである。中でも①については最近よく見る、自社が開発したシステムをノウハウとして販売するというビジネスモデルだ。本書でも米ダナハーのDBSというシステムについて言及されているが、M&Aで買収した企業をDBSで収益を向上させなおかつノウハウとして売るという一石二鳥のからくりである。2024/04/28

Yuki2018

9
現場の経営でイシューとなっている事項が取り上げられている。個人的に興味深かったのはChapter5の事業開発力と同8の人材戦略。前者は、人口ボーナス終焉・新興国の成長・イノベーションも苦手な日本では多角化戦略が今後の成長戦略の中核であることと、マネジメントの複雑性解消のためにもM&Aの重要性が増していること。後者は多くの企業で人材の需給ギャップが顕著となり、人事機能を現場に再配置する必要があることを解説している。トピックが幅広い分、内容は浅い。上記2点については、もう少し詳しい参考文献が欲しいところ。2024/06/23

ctr-wan529

5
上司から勧められて読んだ。重要なポイントが簡潔にまとめられており、非常にわかりやすかった。2025版も読みたい。企業における経営のアジェンダや論点の設定が、国や地域によって大きく異なることの理解が必要になるとした上で、注目すべき潮目の変化と、競争優位を築くために必要な組織の能力がまとめられている。会社で見る資料はまさにここに書かれていることに沿っており、よく考えられているんだなぁ、改めて会社の方針資料を読み返そうと思った。2025/01/02

TK39

4
トレンドを理解するために読みました。生成AIは流行だが、単なる流行ではなくあらゆる業界に関係する技術。すぐに取り組む必要がある。人材ポートフォリオの現状を理解し、将来を見据えて人材を集めるか。流動性が低い日本では難しい問題。これまでの既得権にしがみつく従来の人事部では難しいだろうなと思う。エネルギー政策も見た目はクリーンでも元は化石燃料も多い。グレー水素なるものがあるとは知らず。電気自動車も動くのは電気でも、もとは化石燃料で作った電気なら意味がない。難しい問題です。 2023/11/26

yuki

4
年末恒例の読書。やはり、エネルギーシフト-・生成AI・地政学リスクが主要な論点として取り上げれている。他にも、M&A・プライシング・人材戦略などは、事業再生・インフレ・DXといった現在のトレンドを踏まえての解説であり、BCGらしさがあって非常に良かった。2023/11/26

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