エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造

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エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296001439
  • NDC分類 770.9
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「エンタメの歴史は、日本人の英知と野心の宝庫である」佐々木紀彦(PIVOT代表取締役)

おもしろすぎるゼロイチ挑戦の物語――。
任天堂、ポケモン、DeNA、手塚治虫、BL、コミケ、ジャンプ、コロコロ、正力松太郎、ディズニー、東アニ、エヴァンゲリオン、ジブリ、鬼滅、ソニー、ナベプロ、ジャニーズ、宝塚、松竹、吉本、力道山、グレイシー、東映、角川、巨人、新日本プロレス……

本書は、エンタメ産業がどんな環境下で誰の手によって生まれ、どんな手段でビジネスモデルを構築していったのか、そのエポックをまとめたエンタメビジネスの教科書である。同時に本書は、ゼロイチでビジネスを生み出すための教科書にもなる。なぜならエンタメは市場ゼロから生み出されたものだからだ。人を喜ばせたいというピュアな発想から生まれ、その可能性を見いだした投資家などの支援者がついて、コンテンツを供給するクリエイターが企業の中に入り、ユーザーが定期的にお金を払う状態に至るまで、並々ならぬ過程を経ている。

この産業には新時代の予兆がある――。
興味本位で非実質的なものだからこそ、エンタメ産業のビジネスモデル構築は非常に前衛的で実験的である。この実験が先行することによって、技術的イノベーションのたびにユーザーがどう変化するかを他産業は時間をかけて受容し、アジャストしていくことができる。「エンタメ産業のカナリア」の音楽産業が先行して引き受けたダメージを見ながら、他のエンタメ産業も、それ以外の重厚長大産業すらも、新時代の予兆を感じ取るのである。エンタメは社会構造の入口/出口に恒常的に立ち現れる、「産業の様式美」である。(「終章」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
エンタメ産業がどんな環境下で誰の手によって生まれ、どんな手段でビジネスモデルを構築していったのかエンタメビジネスをまとめた一冊。日本の興行モデルや、映画/音楽のビジネスモデルの変遷や出版という戦後最大のベンチャー産業、日本独自の発展を遂げたマンガ、テレビの大編成とネットワーク化、狂気から生まれたアニメ産業、ゲームの世界覇権競争、スポーツビジネスなど、概況として対立とゲームチェンジの歴史が解説されていて、転換期には逆風をものともしないキーマンがいて、やはり必要なのはコンテンツを活かす先見の明なんですよね…。2023/05/04

特盛

20
評価3.6/5。関わっている仕事の必要から読む。主に日本のエンタメビジネスの市場の成り立ち、競争環境のポイント、課題などが纏められる。著者は元デロイトのコンサルだけあって情緒よりではなく、非常に分析的で業界概観に役立つ。対象は映画やアニメ、音楽、スポーツ、etc幅広い。産業共通して見えてきたのは、①クリエイターの愛と狂気によって支えられたメディア優位の産業、②変化の速さ、デジタルで更に加速③成熟した日本市場とコンテンツの海外でのポテンシャルだろうか。成熟国日本において貴重な無形資産の凄みを感じる。2024/06/30

しゅん

13
歴史の細かいところには手の届かない総論ではあるものの、本書の役割は各ジャンルの産業のおおよそを見通すこと。その点では十二分な力業。海外市場と日本市場の変化などのデータグラフが豊富。クリエイターやメディアがどのように収益を得てきたかの実感も得られる。正力松太郎のビジネススキームなどは、他の本も読んで改めて調べたい。2024/01/24

Emkay

9
興行、映画、音楽、出版、マンガ、テレビ、アニメ、ゲーム、スポーツの9つのエンタメビジネスの国内の歴史と現状を、国際的潮流と比較しながらまとめている。いずれも身近に溢れているエンタメながら、ここまで徹底的にビジネスとして俯瞰した分析に出会ったことがない。エピソードも豊富で説明も分かりやすい。各エンタメの収益構造の仕組み、メディアの変化による仕組みの変遷、国内外の収入や市場規模の変化は目から鱗。日本のマーケットの構図がいかに特異だったり、いかに独自の発展を遂げて国際的影響を与えるに至ったかがよく分かる。2023/09/22

Mark X Japan

8
あるようで、無かったタイプの一冊です。歴史的な背景や海外との関係も時系列で分かります。エンタメに興味のある人は、好きなジャンルだけでも読む価値があります。☆:4.52023/09/17

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