感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
二回りも年下の若者たちに囲まれて、尊敬されながら楽しく働き成果を出す著者が新しい年長者「モダンエルダー」としての働き方を解説する一冊。40代、50代以降にモダンエルダーとして働くための方法として「変化を恐れない」「新人の気持ちになる」「仲間と知恵を交換する」「仲間と知恵を交換する」をキーワードに、どういうことを意識してどんな立ち位置を目指すか、経験を活かしながら自分から視野を広げて、周囲に積極的に関与していくアドバイスする意識など、これからの生き方をポジティブに考えるためのヒントをもらうことができました。2022/02/23
Ujiro21
9
キャリアプランの圧を感じて読む。映画マイインターンの様な働き方が素敵であると説く一冊。自分の子ども程歳の離れたCEOのもとでAirbnbに入り仕事をしてきた著者。メンターなどの貢献できる働き方があると。例として取り上げられる多くの人が、経営層などマネジメントを経験した人ばかり。そりゃそうでしょうよと思いつつも、エルダーらが人脈や業界特有の経験値を大切にしていることが印象的。米テック企業で若手側がメンターを欲していることは意外。シニアの低い離職率やブランク復帰からのキャッチアップは興味深かった。2024/06/12
ishicoro
9
若い人のIQとベテランのEQを交換、という関係定義はいい概念ですね。若手ばかりのテック企業などでも自分みたいな歳でまだ役に立つような役割もありそうだなと。日々勉強ですな。2022/02/26
Asumi Kinjo
7
年齢を重ねた方の「職場でのあり方・心の持ちよう」について書かれた本。 ◎年齢と共に知恵を集めるスキルが身につくことで、優れた判断力と物事をはっきり見通す力に繋がる。 ◎アイデンティティの再構築の重要性。「人生で何を大切にしたいか」を軸に、自分のスキルの棚卸と自身の興味・関心と向き合う。 ◎学び続けることの大切さ。世代間交流は「お互いに学べることがある」と双方が意識的に持つことが重要。 知的好奇心を忘れてはならないと自分への戒めとします。 質問を重ね、質問の質を上げていきたいです。 2022/09/16
旅猫
6
キャリアチェンジするのが、モダンエルダーになる手っ取り早い方法なのか? でも転職するにも華麗な経歴もないしねぇと後ろ向きなことを考えてしまったものの、素直に読んで良書だったと思う。プライベートでも年齢によって自分の立ち位置、役割が変わってゆくことを、仕事の場でも実践できれば、お互いラクになれそうですよね。2023/01/22