世界「失敗」製品図鑑 - 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道

電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

世界「失敗」製品図鑑 - 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784296000395
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

■すごい会社も派手に「失敗」していた!
アップル、グーグル、アマゾン、任天堂、ソニー、トヨタ、etc……グローバル企業20社の「失敗」事例をイラストと共に徹底解説。ベストセラー『世界「倒産」図鑑』の著者が贈る、トップ企業の「失敗」をあなたの「成功」に変えるケーススタディ集。

■『世界失敗製品図鑑』20事例のラインナップ
Case01 アマゾン/ファイアフォン 自社が描いた将来像を重視しすぎて失敗
Case02 フォード/エドセル 社内的な正しさを追求して失敗
Case03 コカ・コーラ/ニュー・コーク 適切なコミュニケーションができず失敗
Case04 フェイスブック/フェイスブック ホーム 無理なチャレンジを仕掛けて失敗
Case05 グーグル/グーグルプラス 企業側の戦略を優先して失敗
Case06 ファーストリテイリング/スキップ 「プロダクトのレンズ」を外せず失敗
Case07 マイクロソフト/ウィンドウズフォン 初期段階の出遅れを挽回できず失敗
Case08 任天堂/Wii U 理想を追求しすぎて仲間を作れず失敗
Case09 NTTドコモ/NOTTV 成功体験にとらわれて失敗
Case10 ナイキ/ゴルフ用具事業 強みを活かせない隣接市場に参入して失敗
Case11 東芝/HD DVD 最初のシナリオを修正できず失敗
Case12 セガ・エンタープライゼス/ドリームキャスト
Case13 セブン-イレブン・ジャパン/セブンペイ 「自社だけが特別」思考に陥って失敗
Case14 ソニー/AIBO 経営陣の事業尺度に合わず失敗
Case15 ネットフリックス/クイックスター 反対意見が言いにくい空気に気づけず失敗
Case16 サムスングループ/サムスン自動車 経済危機に見舞われて失敗
Case17 ゼネラル・エレクトリック/プレディックス 顧客の準備が整わず悪循環に突入して失敗
Case18 アップル/ニュートン 主要事業の不調で無理な勝負を迫られ失敗
Case19 モトローラ/イリジウム 「課題の賞味期限」が見極め困難に陥って失敗
Case20 トヨタ自動車/パブリカ 高度経済成長期のスピードについていけず失敗

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

144
これはいい本だ。IT、ゲーム、車、飲料など、失敗に終わった製品の多様な事例が紹介されているが、事象の説明は簡潔明瞭、著者の分析も的確で、とてもいいケーススタディになる。失敗の事例以上に、失敗後どうしたかが興味深い。反省や教訓という意味ではなく、失敗を通じて得られた知見やノウハウを、次の新しい製品・ビジネスの原動力にできるかどうかで企業の価値が決まるのかもしれない。本書には、GAFAの4社すべて、見事に無残な失敗例が紹介されているが、「攻めた失敗」「意図のある失敗」だったからこそ、今日の繁栄があるのだろう。2021/11/25

きみたけ

100
著者は(株)学びデザイン代表取締役社長、武蔵野大学教員などを務める荒木博行氏。グーグル、アマゾン、アップル、コカ・コーラ、ナイキ、ソニー、トヨタなどグローバル企業の「失敗」20事例を徹底解説した一冊。企業側の戦略を優先しユーザー視点を失っての失敗、理想を追い求めすぎての失敗、事業を取り巻く「力学」による失敗など。どのケースも、製品説明、失敗の経緯、失敗の原因、この失敗から学ぶこと、最後のまとめの流れで、失敗製品を擬人化したイラストも良い感じです。まじめな「しくじり先生」講義のようで勉強になりました。2022/07/15

yasunon

95
相性:★★★☆☆ 抜粋:P.286 失敗経験というのは、その後の事業の見方に「深さ」をもたらしてくれるのです。 所感:アップル、グーグルー、アマゾン…世界的に大成功を収めている企業の黒歴史的な製品やサービスを20事例取り扱う。個人的に好きだった製品が多いのがなんとも(笑) 失敗と言ってしまうとネガティブな響きだが、チャレンジと失敗はセットだと言う。失敗よりも一番やっていけないのは、何もしないこと。そしてこだわり続けて同じことを続けること。失敗を糧に飛躍しているケースが多く、気づきの多い本だった。2022/12/25

ジュール リブレ

90
一瞬聞いたことがあっていつの間にか消えてしまった製品のお話。どうして失敗したのか(ヒトの不幸は蜜の味)、そこからどんなリカバリーをしたのか(辛酸を舐めたヒトも沢山)、そこからの学びは(他山の石)を淡々と綴った一冊。ビジネス書の棚に並びそうだけど、いろんな読み方ができそうな感じ。アメリカと日本の失敗の違いも国民性が出ているようで面白い。2021/10/28

猿吉君

71
失敗の先に成功あり、を実感させる構成の作品、読んだ後に前向きな気持ちになれました。①雑誌掲載の為4ページで1つの事象について書いてあり、とても読みやすいです。②知っている製品も知らない製品もあるのですがその失敗ぶりが凄い、自分が担当だったらと考えるとぞっとします。③でもそこからのリカバリーが気持ち良い、「失敗から学ぶ」大切さを痛感します。④時代の遅れた商品や早過ぎた商品、出し時のタイミングの難しさがよく判りました。点数80/100→とにかく読みやすいので作者の他の作品も読みたくなりました。2022/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18633741
  • ご注意事項

最近チェックした商品