出版社内容情報
日本は世界に誇る木の文化を持つ。近年は、伐採した木材を繰り返し利用し、森林を維持・保全するという観点から、林業が循環型施業(サーキュラーエコノミー)として注目されている。デザイン性の高い木造建築の人気も高く、大阪・関西万博のシンボルである大屋根リングは世界最大の木造建築物となった。
本書では森林ビジネスの世界を、生産・加工・流通の流れで紹介する。老舗林業地域・吉野の林家(りんか…古くから林業を営む世帯)の話から、林業を基幹産業とした地域再生の取り組み、IT化の現状まで、幅広く触れる。業界内を網羅的に解説し、森林ビジネス業界へ就職を考えている人や、新たに森林ビジネスへの参入を考えている人にとって読み応えのある内容となっている。
【目次】