出版社内容情報
DXの思考法を読んでも何をすべきかが具体的にわからない、道が見えないことに対するアンチテーゼとしての1冊。
・従来の経営戦略に「デジタル」を組み込んで戦略に関わるあらゆる言葉を「再定義」することで、自社が本当に必要なDXの未来が見えるようになる
・モノ(文明的価値)⇒コト(文化的価値)への価値観の変化を捉えながら、日本企業にしか実現できない「理性+感性の日本型デジタル戦略」への道筋を学ぶ
内容説明
人と企業に“余白”が生まれるとき、日本はまた強くなる。元来の経営戦略論ではビジネスが立ち行かなくなり、人々の消費に対する価値観が明確に変化しつつある時代―欧米中心主義的な暗黙の前提から脱却し、デジタルで世界をハックするための経営戦略の手法と実践を指南する1冊。
目次
1 「DX」の言語化と再定義
2 世界の産業変革と日本の未来
3 日本型のデジタル戦略論
4 戦略の定義と構造の「アップデート」
5 日本型デジタル戦略の策定プロセス
6 世界の最先端で起きていることと日本の「少し先の未来」
著者等紹介
柴山治[シバヤマオサム]
株式会社YOHACK Founder&CEO。デジタル戦略プランナー。危機管理プロフェッショナル。米国ワシントン大学フォスタービジネススクール経営学修士課程修了(Global Executive MBA)。SIerでの経験を経て、ベイカレント・コンサルティングでスマートフォン日本市場導入、スマートシティ構想等の多数のプロジェクトを統括支援。メットライフ生命保険で新規部門を立ち上げ、BCP/BCM成熟度調査で2年連続トップティア部門へと昇華。のちに渡米し、米国シアトルで産官学のネットワーキンググループを主宰。株式会社YOHACKを創業。デジタルを軸に、あらゆる企業のパートナーとして併走支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。