出版社内容情報
ボタニカルアートで描く人気シリーズの野菜の図鑑です。野菜の花も一緒に描き、見慣れた野菜にこんな花が咲くのかという驚きや、知らなかった生態が書かれています。また子どものために、その野菜でできる実験、また似た植物などの紹介もあり、じっくり読んでもよし、本棚に飾っても見栄えよし、の1冊です。自然や科学、野菜、園芸などが好きな人、子どもがいる親、食育に携わる先生などにおすすめです。
目次
スーパーマーケットで売っている野菜も生きている
キャベツ
タマネギ
タケノコ
エンドウ
ゴボウ
イチゴ
レタス
ジャガイモ
ソラマメ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
85
苺が野菜の一種だって知ってました?ピーマンは昔はわたわたが一杯詰まっていたとか。ごぼうを食べるのは我が国だけとか。竹は60年で寿命迎えるとか。身近にスーパーで手に入れ食べている野菜達ですが、こんな生態で花を咲かせ、一生を送っているとは知らない事が多かった。子供の自由研究等だけでなく、大人も知識の一つとして読んでおいて良い一冊。畑でもやっていない限り分からない事ですね。でも、当たり前と言えば当たり前なんですが、野菜達も植物である以上、こうした生態がある筈なんです。2023/07/02
藤月はな(灯れ松明の火)
50
楽しく、面白く、為になる『名前』シリーズ。今回は身近に手に入れられる野菜がテーマです。「玉ねぎを切ると何故、目が痛くなるのか」や「こんにゃくの作り方」、「ピーマンは刻むより、丸ごと焼いた方が美味しい」などが紹介されています。アスパラの栽培方法の特殊性や牛蒡が消臭効果が凄いのは知らなかった!後者を踏まえてしょっつる鍋の中にこっそり、いれようかしら?熟れたゴーヤの種を包む赤いゼリーは私もおやつにしていました。ハマサキさんの漫画、『べじハム』が好きな人はこの本もお勧めです!2024/04/23
遠い日
8
「子どもと一緒に覚えたい」シリーズは、とにかく絵がいい。繊細な筆致の野菜とその花、断面図、葉っぱなど、普段あまりしげしげと見ることのない部分を描いてくれている。特にわたしは野菜の花が大好きで、覚えたつもりのものでも失念していたりして、ここで改めて楽しみました。2023/06/22
あるなし
2
花や種などどんな風に育つかも載ってて良い。2024/01/13
moco
1
【6歳6か月】「子どもと一緒に覚えたい」であって、子どもと一緒に読みたいではありませんでした。娘の感想「興味な~い」絵はとっても素敵なんですけど、未就学児には難易度高かったです。2023/11/03