なぜ君は、科学的に考えられないんだ?―変人研究者が教えてくれた最強の科学的思考法

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なぜ君は、科学的に考えられないんだ?―変人研究者が教えてくれた最強の科学的思考法

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  • サイズ 46判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784295408048
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C2034

内容説明

スキンケア化粧品を開発・販売する外資系ベンチャーに勤める私は、某大学との共同開発プロジェクトを担当することに。大学を訪れた私の前に現れたのは、班目という変人研究者。「疑似バリア層って、なに?」その男は、私の曖昧な説明を鋭く指摘し、「君の説明は科学的でない」と言い放つ。こうして、変わり者でとっつきにくい班目教授との共同開発が始まった。そんなある日、班目と深い因縁のある町村常務が赴任先から帰国する。気合いと根性を強制し、社内を混乱に陥らせていく彼には、ある思惑があった…。知的で冷静な思考力が身につく、ビジネスエンタメ小説!

目次

第1章 ある「変人教授」との出会い―「伝え方」を科学的に考える
第2章 「論理的」な説明に不要なもの―「プレゼン」を科学的に考える
第3章 心を乱す「粒子」との向き合い方―「人間関係」を科学的に考える
第4章 私たちの仕事が「混沌」になる理由―「デスクワーク」を科学的に考える
第5章 「感情」が隠してしまうデータの真実―「データ分析」を科学的に考える
第6章 過去の向こうに「未来」が見えてくる―「シミュレーション」を科学的に考える
第7章 「天才」の頭の中で行われていること―「イノベーション」を科学的に考える
最終章 科学は誰にも「公平」なものである―「科学的」に考えるということ

著者等紹介

松尾佑一[マツオユウイチ]
1979年、大阪府生まれ。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。とある国立大学にて生物学に関する研究に従事。2009年に『鳩とクラウジウスの原理』で野生時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。科学や科学者にまつわる題材をもとにした小説を数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかこ

53
これ、そのまま自分の課題…。主人公が科学的な視点を素直に獲得していくところがとても良き。「科学的とは、論理的に、自分も含めて世界中の人たちを納得させること」「科学的であるということは、老若男女、理系文系を問わず、どのような人々にとっても共通で公平なもの。」その中で、科学と世間との間に橋を架ける通訳になっていく主人公。本当にこの役割は大切。数字のマジックに騙されず、声の大きい人の所感に惑わされず、事実をそのまま理解するのは結構難しい。世間に説明する人がいてくれるだけで物事はわかりやすくなる。それが科学。 2023/09/27

チャー

14
生物学を研究する著者による科学的に考えることの大切さを綴った本。正規分布やシミュレーションの検証などの専門的な話題を物語の中に取り入れながら、様々な問題解決に論理的に対応する方法を紹介している。科学的とは論理的に自分も含めて世界牛の人たちを納得させることだという言葉は印象的。誰もが納得する形で話を伝えるために、きちんと数字によるデータを示し順を追って説明することが重要。シミュレーションは何度も繰り返すことができ、多くの検証をすることができる。先のことばかりに目をやらず振り返りの中から学ぶことが肝要。2023/11/01

クレイン

10
タイトルから想像していたけど、論理的な話し方や統計学に関する入口的な視点を、ビジネス小説に仕立てて説明してくれる本でした。 んーやっぱり統計学とかは教科書に基づいて読み進めていくほうが楽しいかも。 とはいえ、自身の基本的な仕事における事項の確認は役立つかもしれない。目次見て苦手なテーマがあるなら読んでみてた新しい気付きがあるかもですね。2023/04/02

hatman

8
科学的思考のビジネス小説。楽しめた。 科学的とは、論理的に、自分も含めて世界中の人たちを納得させること。研究者や技術者が考えたことをストーリーに乗せて通訳する大事さについても言及。何事も放っておくとエントロピーが増大するので、定期的に整理する習慣が必要(机上、思考、メール、ToDo etc)。資料は凄さ主張を恣意的に強調しがちなので、数字のわかり易さと根拠を示す。過去のデータを検証し過去に学ぶ。 メモ:主張の流れ、指示代名詞の排除、2023/05/28

カシオペア2

4
一気に読了。面白かった。科学的にどう考えた方が良いのか、参考になった。こういうビジネス小説もたまに読むのは良いのかもしれない。ビジネスのことをどう科学的にとらえた方が良いのか、教授のことは参考になったのでまた機会あれば読み直したいと思う。読みやすかった2023/05/06

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