内容説明
転職でキャリアをつくる時代から独立がキャリアとして評価される時代へ。
目次
序章 誰もが独立できる時代
第1章 あなたも独立が可能になってきた理由
第2章 自分のキャリアを棚卸しする
第3章 独立への道は「急がば回れ」と心得よう
第4章 独立前に検討すべきこと
第5章 独立する前に、転職も選択肢に入れる
第6章 独立に向けた手続き
第7章 私の転職・独立体験
著者等紹介
佐藤文男[サトウフミオ]
佐藤人材・サーチ株式会社代表取締役社長。1960年東京生まれ。1984年に一橋大学法学部卒業後、日商岩井株式会社(現・双日株式会社)、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社(現・シティグループ証券株式会社)、株式会社ブリヂストン等、多様な業種において人事業務、営業・マーケティングを中心にキャリアを積み、1997年より人材紹介(スカウト)ビジネスの世界に入る。2003年に佐藤人材・サーチ株式会社を設立。2013年3月に会社が第10期を終了すると同時に、2013年4月よりシンガポールに拠点を移し、海外での人材紹介ビジネスの研鑽を積む。帰国後、2015年4月より佐藤人材・サーチ株式会社を再起動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mazda
13
いきなり独立はハードルが高いので、社内転職⇒転職⇒副業⇒独立とステップを踏むのが無難かと思います。本書にも書かれていますが、特に初めての転職については安易に考えている人が多いようです。今の場所を離れたくないという理由で、地元の企業に履歴書と職務経歴書を出して見事に撃沈した人を数人見ましたが、まさに典型例かと思います。企業もボランティアではないので、雇うからにはその人が自社でどのように活躍できるのかを描けるストーリーが必要なので、それに見合った経歴書の書き方や自分の活躍のイメージを持つことが大切でしょう。2023/04/21
Tomitakeya
4
副題に「働き方が変わった今、」とある。40代、50代になっても人生100年時代には第二第三のステージがある。仕事もいくつものキャリアや多様化が必要になった。ただやみくもに独立や転職するわけにもいかない。今までのキャリアや仕事内容の棚卸をして、得意なこと、好きなことを整理しておくことが大切だ。仕事がいやになったり、転職しよう、退職しようと思った時に役に立つ。もちろん、セクハラ、パワハラなどなど緊急時は速やかに逃げることだ。2023/01/14
もりー
1
転職・独立が今ほど一般的でない時代に、それらを繰り返してキャリアを形成してきた著者。 どちらの選択をするにしても、それは自分の生き方を支えるための手段にすぎないのだと思う。事業のビジョンやこれまでの経歴の棚卸は当然必要として、そこまでにどれだけ経験を積めばよいか?これだけはどこまで行っても答えが出ないように思う。 人材紹介の事業をしているだけあって、著者の視点は、慎重にじっくりやって、というものに近い。2023/07/08