出版社内容情報
没落したと言われて久しい日本の半導体産業。逆境に置かれた業界が、進化していく可能性に賭けるという経営戦略と哲学をまとめた本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ投資大学
3
世界で最も重要な戦略物資となった半導体が、われわれの生活でどのような役割を果たしているか学んでいく。日本は1990年頃まで世界でナンバーワンの半導体先進国であったものの、時代の変化に対応できず半導体の世界から一歩後退した。その理由を本書では3つあげている。半導体の水平分業化に対応できなかったこと・半導体の末端製品が日本にないこと・マーケティング能力が不足していることの3つだ。2024/03/01
