内容説明
ロングセラー絵本やあの物語のシーンを作って楽しもう!
目次
ちいさいおうち
うらしまたろう
人魚ひめ
ラプンツェル
ぐりとぐら
ちびくろ・さんぼ
白雪姫
スイミー
雪の女王
あめのもりのおくりもの〔ほか〕
著者等紹介
太田さちか[オオタサチカ]
ケーキデザイナー、芸術教育士。パリサンジェルマン・デ・プレで過ごし、慶應義塾大学、エコール・ド・リッツ・エスコフィエ、京都芸術大学大学院など日本とフランスで製菓、芸術を学ぶ。芸術教育士として、キッズクリエイティビティを軸にしたアトリエアプローチを実現。こどもとママンのための「My little days」設立。10年以上に渡り、子どもを対象にしたワークショップを展開。独自の世界観あふれるワークショップ、レシピが好評を呼び、企業サイトやウエディングシーン、多数メディアで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
106
読友さんのレビューであの『もりのおくのおちゃかいへ』のケーキが載っているお菓子の本があることを知りました。これは自分の目でも見なくちゃおさまりません。表紙の帯にそのケーキが!! 本を開く前から興奮しちゃいました。ケーキを分けてくれた動物たちの優しい気持ちにあふれたケーキが見事に再現されていました。50冊を超える絵本にまつわるお菓子が再現されていて、楽しく興奮します。『からすのパンやさん』のパンも楽しかった。最後に『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家を見つけたときには、幼かったころにトリップしていました。2021/07/25
seacalf
65
スイーツ好きの方は必見。絵本も甘いものも大好きなので心がときめく一冊。美しくて、とても美味しそう!定番のぐりとぐらのカステラやちびくろさんぼのパンケーキなど再現されたお菓子もあるけれど、美女と野獣のりんごのバラのゼリーなどイメージお菓子も半々くらい。お菓子そのものにうっとりするだけでなく、まだ未読で良さそう絵本が意外に多く紹介されていたのも嬉しい収穫だった。食べたいお菓子が沢山あったので、ここで紹介されているような絵本のお菓子を実際に食べられるカフェがあったら絶対に足繁く通ってしまうのになあ。2022/04/22
よこたん
59
“絵本の中に登場するお菓子やパンを食べてみたいと思ったことはありませんか?” 思わなかったことがなく、今でも思っているので、ついつい飛びついてしまう。物語を彩るお菓子を再現したり、創造したり。お菓子の周りの小物やセッティングも素敵。頁の構成がちょっと見にくい箇所もあったけれど、写真も美味しそうに撮れていてワクワク。ベーキングパウダーでなく重曹を使うレシピが多めだった。ゼラルダと人喰い鬼の、くだもののさとうづけは、6人分でグラニュー糖1200グラム!テッカテカに慄く。人魚姫の、メレンゲの珊瑚難易度高い!2021/07/08
毒兎真暗ミサ【副長】
36
50の絵本をお菓子にしてみる。バートン『ちいさなおうち』は扉がティーカップのフチに引っかかるクッキー。『浦島太郎』も貝殻クッキーを玉手箱に『白雪姫』の焼き林檎は悪魔的に誘う。『人魚姫』『ラプンツェル』のマドレーヌと三つ編したパン等々。パーティーを彩る『美女と野獣』のロマネスクな薔薇ゼリーや『シンデレラ』の溜め息零れる華やかなクリームケーキまで。春夏秋冬、甘い物好きさんも本好きさんも幸せになる午後のテーブル。表紙は『もりのおくのおちゃかいへ』のケーキを模している。2023/08/03
愛玉子
35
例えば『ぐりとぐら』のカステラを作ってみよう!というレシピ本かと思ったら、その辺りの定番も載っていますが、『こねこのぴっち』からラングドシャ、のようにその絵本をイメージしたスイーツもあってバラエティ豊か。表紙(というか帯。本来の表紙は赤一色です)のなんとも素敵なケーキは『もりのおくのおちゃかいへ』より。簡単に作れそうなものから材料が初耳のもの(パラチニット…?)職人技のデコレーションなど、難易度もバラつきがありますが、お菓子の写真がそれぞれの絵本のワンシーンのようでとても可愛らしく、眺めているだけで幸せ。2021/08/15