出版社内容情報
目次
第1章 人生を劇的に変える読書の威力(読書は食事である;コスパ最強の自己投資 ほか)
第2章 超効率的OUTPUTフローが、無限の可能性を引き出す(OUTPUTすると何がいいのか?;OUTPUT読書術の大原則 ほか)
第3章 OUTPUT読書術の具体的な方法(視界をデザインする;表紙と帯と目次から「仮説」を導き出す ほか)
第4章 絶対失敗しない選書の方法論(世界一の投資家から「選書」を学ぶ;選書は自分を知ることから ほか)
第5章 何をINPUTするのか?(INPUTとは自己形成である;INPUTバランスを整える―ノウハウ・事実・思想 ほか)
著者等紹介
アバタロー[アバタロー]
書評YouTuber。早稲田大学文学部卒業。日中はふつうのサラリーマンとして、某外資系企業にて管理職をしている。趣味である読書の延長として、書評YouTubeチャンネルを立ち上げたところ2020年1月に大ブレイク。「読書が苦手な人でも、古今東西の難解な名著がラジオ感覚で楽しめるチャンネル」として話題となり、本格稼働から僅か1年で、登録者数は15万人を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
111
本を読む前に準備をする、具体的には「(本は何を主張したいのかの)仮説」をたてる、とのこと。つまり、研究型読書術と捉えることも可能かと思います。さらに、「読んだ後が本当の読書」とのことですから、研究型読書というよりも研究開発型(R&D)読書術の方がより馴染むかもしれません。つまり、読前と読中が研究で、読後が開発という印象を持ちました。2024/01/13
lily
96
読書メーターをこれから使い始める人向けだった。著者は書評YouTuberなのね。古典探しならば岩波文庫解説総目録が最強だ。ブックメディアの紹介もあったがamazonか書店が結局時短選書ツールなのでは。インプットバランスの三大栄養素は思想、事実、ノウハウ。読書は思考、行動が変わる為にあるのだから、科学も哲学も文学も統計も必要。美的感覚、豊かな感性を養うことも忘れずに。ラベル替えだけの新作になるべく騙されないように注意しながら。近頃の私の言動は、よりシンプルな方向に向かってばかりだな。2021/03/11
Koichiro Minematsu
55
最近ですがYouTube も観るようになり、アバタロー氏に出会いました。そこで本書にも触れることになりました。読書愛が半端なく伝わって、何も考えず本を開いたら良いやん。そこに学びが生まれる。そう思いましたね。本を手にしたら、もうそれだけで成功。アウトプットしたら最強やん。2021/04/30
kana
42
この方の読書チャンネルが大好きで、普段なら手に取らないタイトルですが読んでみました。期待を裏切らないアバタローさんの誠実で真面目な人柄の伝わる素敵な本で、読みながら彼の低い声が聴こえるような不思議な感覚に。この方の動画の中でもフランクル「夜と霧」やセネカ「人生の短さについて」の回が好きだったのですが、やはり、単に短期的な利益を追い求めてノウハウ本としてのビジネス書を推奨するのではなく、哲学書や古典と向き合うことを薦めている点に非常に好感が持てました。私ももっとOUTPUTの質を高めたいと改めて思います。2021/05/04
shiho♪
40
Kindle prime readingにて。自己肯定感がドン底だった著者が読まず嫌いだった読書によって回復した体験談。 『自分自身に満足している』と回答した若者の割合が日本は45%だったという結果(H30年)が出ていたのが記憶に新しい。 読書をinputだけでなくoutputすることで自分の人生に変化が起こせる、と著者。自己肯定感を上げる、というのは結果であってあまり触れられていないが、読書の効用(例えば内面を見つめたり、情報の整理や表現が上達すること)で人生の道が開けた、のだと思った。2022/01/06
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- 和書
- 平成新編日蓮大聖人御書