内容説明
ある日、明るく優しい夫が心の病を患った。不安で押しつぶされそうになる妻。妻がどのような困難にぶつかり、どう乗り越えてきたのか、一緒に考えていく。
目次
第1章 語り合う―妻たちのホンネ・座談会に参加した皆さん(「夫が病気」と分かったときのこと;病気を受容する難しさについて;1番つらかったことは;つらかったとき、誰に相談しましたか どう乗り越えましたか;2人の未来。どう生きていくのか)
第2章 妻たちの体験談―現在、過去、そして未来(互いの肩を抱き、涙枯れるまで泣き尽くした夜。そこから私たちは前を向いて歩き出すことができました;病気の夫からは暴言、義母からは責め立てられ。妻の立場はこんなにつらいのか;暴言、暴力、浪費。それでも別れたくない。夫を見捨てるのはいけないことに思えました;病気を抱え副作用の強い薬を飲みつつ、ギリギリまで働いてくれた夫は「同志」かもしれない)
第3章 考察―まとめ・体験談と座談会から見えてきたこと―精神疾患を患う夫の妻が体験したことと、必要な支援について(妻が体験したこと;現状の支援やサービス;これから必要な支援)
著者等紹介
蔭山正子[カゲヤママサコ]
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻公衆衛生看護学教室/准教授/保健師。大阪大学医療技術短期大学部看護学科、大阪府立公衆衛生専門学校を卒業。病院看護師を経験した後、東京大学医学部健康科学・看護学科3年次編入学。同大学大学院地域看護学分野で修士課程と博士課程を修了。保健所精神保健担当(児童相談所兼務あり)・保健センターで保健師としての勤務、東京大学大学院地域看護学分野助教などを経て現職。主な研究テーマは、精神障がい者の家族支援・育児支援、保健師の支援技術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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