内容説明
社会人は、天才児たちから学べ。開成高校弁論部で伝承されている、勉強法の王道。仕事に、資格取得に、授業に応用できるシンプルな思考術!
目次
プロローグ―開成流ロジカル勉強法ってなに?
第1章 可能性を4倍にする勉強法
第2章 ロジカルに「読む」
第3章 ロジカルに「聞く」
第4章 ロジカルに「書く」
第5章 ロジカルに「話す」
第6章 勉強とは夢である
エピローグ―本物の勉強技術を
著者等紹介
小林尚[コバヤシショウ]
株式会社キャストダイス代表取締役。YouTuber。1989年生まれ。埼玉県出身。高校受験で私立開成高校に入学し、弁論部キャプテンとして活動。現役で東京大学文科1類に入学。卒業後、経営コンサルティング会社の戦略部門を経て、株式会社キャストダイスを設立。得意領域は教育×コンサルティング。大学在学中には、大手予備校に勤務し、東大・医学部合格者を多数輩出する他、各種経営指標で全国1位を度々獲得。コンサルタント時代には新規事業開発、人材・組織変革に取り組み、3回のプロジェクト表彰を受賞。近年はYouTubeチャンネル“CASTDICE TV”で受験・キャリアに関する動画を配信中。大学や教育機関での講演・セミナーも実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タナカ電子出版
31
読む 聞く 書く 話す の4つの技能ロジックを勉学に応用☺️構造を理解する2つ/順番的構造理解/分解的構造理解/2章読むとは…概論→ルール法則定義→基礎知識→実践活用→例外応用 どこを読む?/3章聞く 初学者はひたすら聞く、ある程度の量に到達した時に選ぶ。4章書く パーツパーツを分解して書く応用、ヒモずけして記憶。5章話す 構造記憶の再構成 ナンバリング/ラベリング 読みやすい本に仕上がっています。2020/01/28
ソーニャ
20
勉強法の本が好きなので読んでみた。 勉強の際の4技能「読む」「聞く」「書く」「話す」において、ロジカルであるための考え方や方法を解説。小技やハックではなく、自分の力となるまでに時間を要するような根幹となる内容を扱っている。 ロジックを意識するという本だけあって本文もロジカルで読みやすく説得力があった。ロジックを順序と分解の2つ及びその組み合わせとシンプルにしてるのが分かりやすくてよい。現代は何歳になっても勉強しなければならない時代というのはその通りだと思うので本書に書いてあるような型を身につけていきたい。2019/11/04
ma-san
7
メッセージとデータを分けて理解すること。ストーリーロジック、ストラクチャーロジックと、構成を理解しようとすること。前者は帰納法、後者は演繹法と似ている。読む聞く書く話すの四技能ごとのポイントが紹介されている。内容的に目新しいものは、あまりなかったかなあ。例えが料理とか、社会人に向けて書いてるならそれ向けにビジネスのばでつかえそうな例えにしてくれりゃあいいのに中途半端に受験生にもわかるように、とかしてるから分かりにくい。とにかく構成をつかめ、との主張。2020/02/11
チャー
6
論理的に勉強する方法を記した本。読む、聞く、話す、書くの4技術について、具体的に取り組む方法が詳しく紹介されている。身につけるためには漠然と読んだり聞いたりするのではなく理解することが重要。理解するためには書くことが一番早い。 具体的な各技術の手法も紹介されており参考になる。メッセージと事実を区別することを意識しながら読むという点はとても勉強になったが、複雑な文では未だに躓き、分類が誤っていることに気づいた。 また、多くの人が同じ情報に触れつつ得られる情報量が異なるという点はすごく勿体ないと感じた。2019/12/19
hokuro9
4
知識はどんどん忘れていくけれど、勉強の型は習慣化する。自分に合う勉強の型を身につけることが大切。ロジカルに読む、聞く、書く、話すについては、文章から構造やストーリーを読み解く方法、アンサーファースト、マッピングで話す方法が参考になった。2020/03/17