内容説明
じっとしていると、ストレス、不安、焦りは増す一方。疲れたらその場で15秒!!軽く動くと元気になる。
目次
はじめに(みんな、精神的に疲れている;どこが疲れているのかわからない ほか)
第1章 あなたの疲れはどこからきているのか?(あなたを悩ます疲れの正体とは?;「良い疲れ」と「悪い疲れ」がある ほか)
第2章 なぜ、体はこんなに疲れているのか?(健康とは、質のいい血液が全身に流れている状態;自律神経のバランスが乱れる生活環境 ほか)
第3章 これでスッキリ!疲れが100%消える休み方(ストレスを撃退!職場でできる15秒ストレッチ;自宅でできる!「疲れ」が消える眠り方 ほか)
おわりに(1週間限定で、生活のリズムを変えてみよう;50代になったある夏、早起きの効能を実感した ほか)
著者等紹介
小林弘幸[コバヤシヒロユキ]
1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導に関わる。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“腸のスペシャリスト”でもあり、みそをはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、腸内環境を整えるストレッチの考案など、様々な形で健康な心と体の作り方を提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくらっこ
49
疲れた時にゴロゴロしていると、余計に体がだるくなってますます動きたくなくなる…誰でもこんな経験があるだろう。だが乗り物の普及などで、現代人は肉体的にはそう疲れているわけではない。ほとんどが人間関係などによる精神的な疲れなのだ。だからこそ行動を起こして気分を変えようと提案するのがこの1冊だ。ストレッチ、日記をつける、クローゼットの整理など、いろんな方法が示されている。自分に合った行動を見つけて、副交感神経を優位にすることが肝心だ。その為には「笑顔」と「ゆっくり」が大切とのこと。せっかちな私は反省せねば。2023/04/24
レアル
46
頭が痛いやお腹が痛い等、身体のどこかが痛いならそこを治せばいい。ただ何となく怠いや疲れているというのは自律神経が疲れている。そんな場合は休むのではなく、逆に動く方が体に良いとする本。その理由と内容がここに書かれてある。健康とは全身の細胞の隅々まで質の良い血液が流れる事。休日は勿論、退社後や合間の時間をダラダラと過ごすか、スポーツやウォーキング等で快活に過ごすかによって自律神経による疲れの取れ方が変わってくる!著者は疲れを取りたければ表題の「疲れたら動け!」と言っている。2022/12/30
ま
22
身も蓋もない言い方をしてしまえば、疲れは気の持ちようでいくらでも感じにくくすることができるということ。経験的にも頷ける内容であった。ため息にも効能がある(自律神経のバランスを回復させる作用らしい)というのは考えたこともなかったな。疲れたら動け。しばらく座右の銘にしたいと思います。2021/09/02
Q
17
リミテッドにて ●疲れは肉体的な疲労以上に自律神経の乱れから ●自分でコントロールできる時間がないと疲れる ●我慢すると悪い疲れが溜まる ●切り替えが精神的な疲れを回復させるスイッチに ●健康とは質のいい血液が流れている状態 ●ゆっくり早く。呼吸が最も影響受ける ▷他の本と言ってることはほぼ同じかな。ゆっくり早くは本当に有効だと思う2020/05/02
チャー
14
疲労には休息を真っ先に考えるが、本書では疲れたときに体を動かすことの有効性が記されている。疲れにも良い疲れと悪い疲れがあるという指摘は確かにと納得。運動後の疲労感と、大して動いていないのに感じるだるさは明らかに異なる。疲労感は自律神経の乱れからくるもの。疲労を感じたときは体を動かして血流を良くすることが効果的とのこと。自律神経のバランスを崩さないためにもストレスケアは重要。もっと休めば疲れが取れる、忙しすぎるから疲れているなどは誤解であるようだ。心底疲れたときは空を見上げてま、いっかが効果的。2022/06/29