戦略は日本史から学べ―壬申の乱から関ケ原の戦いまで「戦い」のシナリオを紐解く

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戦略は日本史から学べ―壬申の乱から関ケ原の戦いまで「戦い」のシナリオを紐解く

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784295402930
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C2034

内容説明

覇者になるために、武将は何を考え実行してきたのか。歴史資料から浮かびあがる意外な真実。新しいビジネスの教養書。

目次

壬申の乱(672)―トップから末端への意思疎通維持の大切さ
平将門の乱(939)―ビジョンなき連帯では、まとまらない
保元の乱(1156)―型破りなら最後まで型破りで
平治の乱(1160)―リーダーとしての大局観
源平合戦(1180~1185)―人々の欲求を利用し、戦意を高揚させる
承久の乱(1221)―軍事は即断即決のスピード力
建武の新政と室町幕府成立(1333~1336)―時代を読める感性があるか
伊豆討ち入りと小田原城攻め(1493~1495)―最小限の投資で最大の成果
川中島の戦い(1553~1564)―武田軍は一部上場企業、上杉軍はベンチャー企業
厳島の戦い(1555)―立場の弱さを逆用して好条件を提示し、味方に引き込む
桶狭間の戦い(1560)―情報収集・分析こそが、戦いを制する
姉川の戦い(1570)―即時撤退の妙
本願寺の戦い(1570~1580)―敵の長所を盗むだけでなく、異なるフィールドでもそれを活かす工夫を
長篠の戦い(1575)―周到な準備と思いきった行動はセットになってこそ活きる
鳥取城攻め(1581)―兵糧攻めというシンプルな方法を徹底
本能寺の変(1582)―「ほう・れん・そう」だけでは勝ち取れない
伊賀越え(1582)―あらゆるネットワークを掘り起こし、総動員してミッションをクリアする
山崎の戦い(1582)―予想外の絶好機が訪れたとき、自分の力でそれに切り込めるか、他人の力頼りか
清洲会議(1582)―人間心理を利用した臨機応変の姿勢が勝利を呼ぶ
賎ヶ岳の戦い(1583)―状況打破にはまったく違う手を打つのもアリ
関ヶ原の戦い(1600)―合議制の主導権をとるには味方を入れるか敵を減らせ

著者等紹介

橋場日月[ハシバアキラ]
歴史研究家、歴史作家。1962年、大阪府生まれ。関西大学経済学部卒。会社員時代を経て独立。歴史雑誌に精力的に寄稿している。テレビやweb配信の歴史系番組出演もこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ta_chanko

1
日本史上の有名な合戦を分析し、その勝因・敗因を探る。意思疎通・ビジョン・型破り・大局観・即断即決・時代を読む・最小限の投資で最大限の成果・情報収集と分析・即時撤退・周到な準備と大胆な行動・シンプルな方法の撤退・総動員・臨機応変・根回し…。ビジネスや人生全般にも活かせる教訓が多い。2019/08/02

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