内容説明
新入社員からマネジャーに至るまで、ビジネスに絶対必要な問題解決と、業績を伸ばす実践的なデータ分析を徹底解説。問題解決力・仮説の構築・データ集め・分析、売上アップから新商品の開発まで、知識ゼロからデータ分析がサクッとわかる!
目次
0 今、求められているデータ分析
1 データ分析は「課題の見極め」が9割
2 課題や仮説を洗い出すための考え方
3 分析の質を決めるデータ収集
4 データ分析の進め方で精度が大きく変わる
5 目的に沿ったデータ分析の方法
6 参考 データ分析で必要なエクセルのスキルは3つだけ!
著者等紹介
齋藤健太[サイトウケンタ]
株式会社クロスメディア・コンサルティング代表取締役社長。慶応義塾大学理工学部卒業。(株)船井総合研究所にて戦略コンサルティング部に属し、幅広い業種において、主に中期経営計画策定やマーケティング戦略の構築、M&Aにおけるビジネスデューデリジェンス等に携わる。その後、2012年1月に独立。独立後も製造業や小売業、サービス業など大小さまざまな企業の課題発見に従事し、成果を上げる。特に、データ分析においては、他のコンサルティングファームからも依頼がくる実績を持つ。2018年10月にクロスメディア・コンサルティングを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
38
スポーツや学生時代の試験勉強、あるいは自分自身の人生設計も同じですが、目的を明確にしておかなければ、大幅に遠回りをしてしまう。 そのゴールに向かって最適なデータ分析をすることができれば、より速く的確な戦略や打ち手を導き出せることになる。特に、時間の流れの速い現代のビジネスにおいては、いち早く自社の問題となっている原因を探り、問題を解決するための解答を導き出すことが、売上を伸ばすため、あるいは競合他社に勝つためには欠かせない。 データ分析において、どのような場面でも必要になるのが、仮説を構築することだ。2020/04/14
コージー
19
★★★☆☆問題解決に向けた、データの収集・分析方法、打ち手の考え方などが紹介されている。日常的にデータを扱い、経営や企画に携わる方向けの内容だと思います。vlookup関数など、エクセルの使い方なども掲載されているのが特長的。装丁の雰囲気とは違い、本格的内容です。【印象的な言葉】ロジックツリーをつくる際の注意点として、上位概念から下位概念への分解は、なるべく2~3個、多くても5個くらいまでが適当といわれています。いきなり多く分解すると内容が把握しづらく、何より漏れやダブりが発生する可能性が高くなります。2020/02/26
アルカリオン
9
KindleUnlimited 入門書としては悪くないと思う。2021/05/10
チャー
9
課題を解決するために必要なアプローチの方法を系統的に記した本。モデルケースを多数例示し、データを示しながら解決手段を丁寧に紹介しており大変参考になる。売り上げ減少の原因究明や、将来的な販売予測等、ビジネスを進める際に直面する様々な課題を解決するためには、まず原因を見極めることが重要。限られた時間で関連する事象を抜け漏れなくリストアップし、関わる数字を分析して要因を探し出す。 目的を曖昧にしたまま漠然とデータ分析に走ることは時間のロス。原因を明確にするために分析は必要だが、分析ありきになってはいけない。2020/03/15
PenguinTrainer
8
図表を多用しながら具体的に企業で直面するであろうデータ分析の例を示してくれている本。数式ではなくエクセルを使った実習のようなものも用意されており、データ分析の入門書として適していると感じた。2021/06/11