内容説明
星新一、小松左京、筒井康隆、藤子不二雄、手塚治虫、大友克洋、士郎正宗等、日本は世界を代表するSF作家が突出して多い国であるにもかかわらず、何故、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)のように未来にイノベーションをもたらすような企業がなかなか出てこないのか、という疑問。
目次
第0章 見立てる力
第1章 デザインの誤解
第2章 デザイン思考の誤解
第3章 0→1
第4章 0→1の実践
第5章 社会実装
著者等紹介
各務太郎[カガミタロウ]
株式会社SEN代表/建築家/コピーライター。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、電通入社。コピーライター/CMプランナーとして数々のCM企画を担当。2014年電通を退職後、2017年ハーバード大学デザイン大学院にて都市デザイン学修士課程修了。2018年インバウンド向け旅館事業にて起業。第30回読売広告大賞最優秀賞。第4回大東建託主催賃貸住宅コンペ受賞。他多数。早稲田大学の社会人教育事業WASEDA NEOでは、ハーバード・デザインスクールが教えるビジネスデザイン手法を用いた事業創造実践プログラムの講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Artemis
13
デザイン力というのは、ただ、ものをデザインするだけではなく、問題解決能力と言い換えることができる。問題を見つけ出しそれを解決するための糸口を見つける作業がデザイン思考と呼ばれる物。 そういった面で自己表現力でスタインリングすることがメインであるアートとは異なる。 不便を感じ、解決する思考にはセンスが必要でそれはまさにPDCAの思考。2020/11/21
shoko
12
絵本のような、発表資料のような、ライトでおしゃれな本だった。スタンフォードで始まったデザイン思考が他者のアイディアを活用するのに対し、ハーバードでは「イノベーションとは、異分野から着想を得た専門性を持った個人が見立てる自己中心的な力により起きる」と主張している、ということを、背景や事例とともに紹介。(家の蔵書一斉処分企画)2023/01/03
おめな
10
仕事の延長で手に取り読了。「不便と感じる頻度がデザインのセンス」というが、まさに身近にいるデザイナーたちは、日々改善と題した不便を口にしている。「枯れた技術の水平思考」は、腑に落ちた。これを一人で行う場合の手法も書いてあり、自分自身で実践できそうだ。0→1は仮設創造、1→10は仮説検証で、ここがデザイン思考と呼ぶ領域である。そこが明確に書かれていて、今までの疑問(何がデザイン思考なのか)がやっと解消されスッキリした。2019/02/16
くとほん
8
非常に示唆に富む一冊。デザインとは問題解決の手法であること、未来からの逆算や他分野で枯れた知識を水平展開することで解放が見える点は他の著書等から引用することで極力シンプルに語っている。一方で、”ではどのようにデザイン的に思考するか”、”デザイン思考の力を鍛えるためにどのような訓練ができるか(著者がしているか)”にしっかりと文字数を割いている。”誰それならどう考えるか”、”この本からはこの課題のアイデアを得ると決める”という思考法が特に面白い。2019/10/20
ふぁしゅー
5
めっちゃ良かったー。これはね、これから先めっちゃ役に立ってくれそう。2018/12/31