内容説明
自分との闘いを続けた女、ココ・シャネル。自分を鼓舞する彼女の言葉は今を生きる私たちの大きなヒントになるでしょう。
目次
Prologue
1 自由を恐れてはいけない―自分らしく生きるために、自分は生まれた
2 逆らうことの面白さ―誰かに言われてする仕事ほど、つまらないものはない
3 恋愛も仕事に活かす―自分に恋する男だけに恋をする
4 自愛・正直に自分ファーストでいい―必要なのは嫌われる勇気
5 生涯現役・持続可能な力―一人でもやり直せる、あきらめない
6 孤独とは―孤独を愛して味方につけて、武器にもした
著者等紹介
〓野てるみ[タカノテルミ]
映画プロデューサー、シネマ・エッセイスト、株式会社ティー・ピー・オー、株式会社巴里映画代表取締役。東京生まれ。美大卒業後、新聞記者を経て、『anan』などの女性誌の編集者・ライターに。その後、雑誌・広告の企画制作会社ティー・ピー・オー、洋画の配給・製作会社の巴里映画を設立。多くのフランス映画の配給・製作を担う。映画関連の執筆、授業、講演活動も行う。「巴里映画GARAGE」でもセミナー、イベントを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
meg
33
高野てるみ独自の目線でココ・シャネルの生き様を描く。シャネルの幼少期が暗く悲観的に書かれる本が多いが、この本はそれを逆境としてシャネルの強さとして書かれている。とても素敵な本だ。2024/09/26
菫子
12
ココ・シャネルは自由と孤独を愛していたことがじわじわと伝わってくる本でした。そして、自由を手に入れるためには「女性の自立」が不可欠で、そのためには女性にも仕事が必要だと、あの時代からファッションを通して強く訴え続けてきたところに感銘を受けました。香水も、男性に買い与えられるのではなく、自分で働いて買って自分のために付けるもの、と。だから男性に媚びない(スパイシーな壁のある)香りなのでしょうね。。2023/05/04
あつき
1
かっこよすぎる。憧れ。ファッションの真の目的は、わたしたちの外見を再定義することではなく、自分が何者なのかを語ることであるとし、自らの誇りや自分らしい生き方を、他者に気づかせるようなファッションを自分のためにつくって装い、注目を集めようとアピールしたことが、彼女の生涯の仕事のスタートラインだった。「自分が望んでいないような人生は歩まない。自分で自分の生き方と運命を決める。夢に描いたとおりに。」「自分のことを語ってはだめよ。黙って人にわからせなくては」2024/12/29
chiamarun
1
想像していた内容とは少し違った2024/07/28
nuts
1
シャネルというブランドを愛用するのであれば、ココシャネルについて知るのが礼儀かと思い購入。20世紀にしてバリキャリとしてキャリアを切り開く彼女に勇気をもらった。個人的には時系列ではない点が読みにくい。2024/02/07
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