内容説明
“本の箱舟”。この本では、美しくも絶滅の危機にひんした動物たちを紹介しています。アルファベット順に掲載された動物たちを楽しく知るとともに、かれらを守り、そのいのちを未来につなげていくにはなにが必要か、考えてみましょう。
著者等紹介
サートレイ,ジョエル[サートレイ,ジョエル] [Sartore,Joel]
写真家、講演者、作家、教師、自然保護活動家。ナショナルジオグラフィック『PHOTO ARK』プロジェクトとして保護された野生動物を撮影し、絶滅に瀕した種を救うための啓発活動に取り組む
レビー,デビー[レビー,デビー] [Levy,Debbie]
ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー『I Dissent』をはじめ、多くの児童書などを執筆
新宅広二[シンタクコウジ]
生物科学研究機構・理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
spatz
11
鮮やかな色といきいきとした動きのある様子。 目を奪われて離さないような動物写真。 作者の写真家の言葉を読んでその思いをしる。 幼い頃買ってもらって何度も読んでもらった、ABC順に並んだ動物の絵本。夢中になって読んだ絵本が、彼が動物写真家への道を歩み出す第一歩だったそうだ。 まさに経験からくる思いを、そして絶滅の危機に瀕している動物たちのこと、自然のことを子供たちに知ってほしい、という思いが込められている美しい本だった。#NetGalleyJP2022/11/02
遠い日
6
ページをめくりながら、「これ、どの動物も絶滅危惧種なの?」と不安にかられました。巻末にて「絶滅の危険度」という一覧表を見て、全てではないとわかりましたが、「DD(データ不足)」と「NE(未評価)」という区分に不安を感じずにはいられませんでした。まだわかっていないだけで、絶滅の危機を読みきれていないということだと考えるからです。写真がきれいで、英語名の表記もあって、知らなかったものがいくつもありました。A~Zのアルファベットブックにもなっていて、楽しみながら今世界の動物たちに及ぼうとしていることを学べます。2022/12/09
たくさん
0
自分が誰かにありがとうを伝えたい。 人生でそう初めに思えたときはいつだっただろう。 その時の自分は、たぶん思い出せないけれど、 今だったらもっとうまく伝えられることもあるけど、 手探りのころの自分のまっすぐな気持ちってどんなんだったろう。 自分の判断で進み、自分の判断で奉仕することの大変さ。 嬉しさ、達成感、苦労、冒険、騙された。いろいろある。 今もう一度ありがとうをなぜ伝えたくなるか問い直して読みたい本です。#NetGalleyJP2022/12/18
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