内容説明
生き物の口は、食べるだけでなく、息をしたり、コミュニケーションしたり、くわえて物をはこんだり、いろいろな役割をもっています。この本では、そんな口の役割を、ぜんぶで52種の生き物ごとにやさしく解説しています。生き物のことをもっとしりたいとおもったら、自分でどんどんしらべましょう。この本では、自由研究に役立つ、生き物調査のやり方も紹介しています。
目次
口にまつわる基本の「き」
第1章 口の進化が止まらない
第2章 舌や歯がおもしろい
第3章 怖い口・変な口
第4章 かわいいお口
第5章 オスは口で勝負!
第6章 口の動きがヤバイ
著者等紹介
長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
1952年東京都生まれ。人類学者。東京大学理学部卒業。同大学院理学系研究科博士課程修了。専門は自然人類学、行動生態学。イェール大学人類学部客員准教授、早稲田大学教授などを経て、総合研究大学院大学学長。野生チンパンジー、ダマジカ、野生ヒツジ、クジャクなどの研究を行ってきた。最近は、人の進化、科学と社会の関係を研究課題に据えている
岩間翠[イワマミドリ]
1990年長野県生まれ。Webデザイナー・ライター・イラストレーター。北海道大学大学院生命科学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
24
色々ないきもの図鑑がはやっていますが、口の進化に特化した図鑑は楽しい!写真だったらなあ…と思ったりもしましたが、岩間さんの絵も味わい深くて結構いいです。娘さん大笑い。2021/08/22
kanki
11
くち、に注目。イッカク、角じゃなくて歯。他に歯はないから、魚は丸飲み。哺乳類の耳小骨、もともとアゴの骨。知らないこと沢山♪2021/08/14
かお
9
口に特化した生きもの図鑑。イラストで紹介。気持ち悪い感じのページもあり、うわぁ…と思いながら、学べました😅ミミズの口を普段見ないので、全く害のない良い奴と分かりましたが、キモッ!(ごめんなさい)蚊の口が6本に分かれて刺されているなんて! アサリの口も普段見ているはずなのに、口と思ってなくて発見だった👍2023/06/04
さわな
1
絵がかわいらしくぼけっと眺めるだけでも楽しかった。 口一つを取っても知らないことだらけ。2022/05/06