内容説明
D2Cブランド急成長の秘訣を一挙公開。ブランド立ち上げ、成長戦略、OMO戦略、組織運営、ファイナンス&提携、RaaSなど。
目次
第1章 D2C戦略が小売を変革する
第2章 D2C立ち上げ時に考えるべきこと
第3章 マーケティング戦略
第4章 LTVの最大化
第5章 組織運営
第6章 ファイナンス&提携
第7章 D2Cのその先へ
著者等紹介
三嶋憲一郎[ミシマケンイチロウ]
1985年生。FABRIC TOKYO取締役COO兼CFO、経営・財務戦略担当。上智大学経済学部経営学科卒業。国内最大手会計事務所にて、金融機関の米国会計基準による監査に従事し、与信系・市場系・資金調達の監査を担当。2012年よりベンチャー企業にジョインし、経営企画、戦略立案、海外事業立ち上げ、M&A、ファイナンスに従事。2015年9月よりライフスタイルデザイン(現FABRIC TOKYO)に参画。2016年からは執行役員CFO就任、2017年7月経営・財務戦略担当取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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リットン
5
小売もメーカーも両方やってるだけなら過去にやっているところはある気がして、ビジネスモデル的な新しいのかは疑問でD2C自体はバズワードな気がするが、最近のWEB系ベンチャーのアプローチを既存産業に持ち込んだ運営方法という整理はしっくりきた。既存の小売業はこういうオンライン活用やLTV重視、ファン重視の思考は参考にしないといけないよなあ。あと、D2Cはサステナブルを価値にすることが多いが、それ自体に価値があるのではなく、顧客価値のストーリーの中の要素の一つとしてサステナブルがあるというのはその通りだなと思った2021/11/05
あつき
3
D2Cは顧客とのコミュニケーションが高純度で行える点が強み。また、D2Cでは顧客それぞれのニーズを満たす製品を作る必要があるため、短期間で製品を作り仮説検証を行う、アジャイル的な考え方を取り入れていくことが求められている。さらには、売上の一部が寄付されたり、環境に配慮した素材を使っていたり、消費者の社会的意義や自己実現欲求を満たしうる取り組みとなっていると良い。これを全面的に打ち出すのではなく、あくまでさらっとやると嫌らしくない。日本における D2Cの狙いどころは「マスブランドの上位互換品」である。2023/11/05
ケイケイ
3
⭐⭐FABRIC TOKYOの創成ストーリーをベースにD2Cモデルを学んでいく良書2022/01/03
Go Extreme
2
D2C戦略が小売を変革する:変革はビジョンから 直接販売することの効果 EC利用の差 サプライチェーン統合型D2C OMOがユーザー体験の鍵を握る 顧客課題の解決→価値提案 アップルとナイキが体現するD2C D2C立ち上げ時:サービス選びは原体験により決まる 商材選びの基準 ブランドとして顧客と約束 勝機・アセット構築 データ is king 事業と組織のケイパビリティ マーケティング戦略:北極星 真の課題 解決策 問意を立てる→whatで解決 LTVの最大化 ソsh機運営:サイエンスとアートのバランス2021/02/28
びたみん。
1
オーダーメイドのビジネスウェアのD2Cブランドを展開するFABRIC TOKYOが明かすD2C事業の戦略。組織づくりなどについても赤裸々に語られており、これからD2Cブランドを立ち上げる人にとって参考になる内容であった。2022/03/27