内容説明
5Gの技術基盤からビジネス活用事例まで幅広く網羅。5Gによってもたらされる変革を産業分野ごとに詳しく解説。豊富な図解を用いた丁寧な解説でITリテラシーがしっかり身につく。
目次
1 5Gとは何か?
2 移動通信ネットワークのしくみ
3 さまざまな通信の形を知る
4 5Gで移動通信ネットワークはどうなるか?
5 これからの産業、社会に5Gが及ぼす影響
6 5Gのコンシューマービジネス
7 産業界における5Gの利用シナリオ
8 5Gから先の移動通信ネットワーク
著者等紹介
藤岡雅宣[フジオカマサノブ]
1998年エリクソン・ジャパン入社、IMT2000プロダクト・マネージメント部長や事業開発本部長として新規事業の開拓、新技術分野に関わる研究開発を総括。2005年からCTO。前職はKDD(現KDDI)で、ネットワーク技術の研究、新規サービス用システムの開発を担当。大阪大学工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
103
岩波新書のこの分野の本を読んだあとでこの本を読んでみると非常にわかりやすいというか理解できたのではないかという気がします。この本ではやはり図解が中心なのですがかなり技術的なことが多く語られていてしかも隅々まで細かなことがよくわかります。参考になりました。2020/06/18
vinlandmbit
53
想像以上に技術の点でもしっかりと要点記載あり分かりやすく、5Gの基本と全貌を俯瞰できた気がします。ある程度テクノロジー知見ある人にも満足感ある一冊だと思います。2020/03/17
Kentaro
36
2050年には世界人口の3分の2程度が都市に住むようになるといわれ、人口が増え複雑化する世界の都市は、地球温暖化による気候変動、交通渋滞、公害、防災、防犯、ゴミ処理、電力・ガス・上下水道、医療、教育など、多くの分野の課題に対して、それぞれ個別ではなく総合的に対応していくことが望まれる。そこで、情報通信技術などを活用して、都市計画、インフラ整備、多岐に亘るシステムの管理や運営を総合的に行い、全体として最適化を図ることにより持続可能な都市を構築していこうと考え方がある。こうした都市を「スマートシティ」という。2021/01/05
makio37
8
図解が豊富で確かに分かりやすいが、一般向けであれば、eMBB(高速大容量)・URLLC(超高信頼・低遅延)・mMTC(多接続)のすべてが"同時に"実現することはない、ということを明確に記す必要があると思う。その上で、ネットワークスライシング技術(同じ設備でも端末からは異なるQoSの専用のネットワークが用意されているように見える)などを説明した方が誤解は減るはず。今後の技術として、他人の端末を中継するリレーやジョイント、テープ上にアンテナが印刷されたラジオストライプなどが紹介されてあり参考になった。2020/04/05
くすりん
6
5Gの本2冊目。こちらは、もう少し技術よりな感じ。まだ、分かりやすい方だけど、再読必要かな。技術も大事だが、やはり5Gをどう使うかだと思う。またまだ、シーズ先行で、使われ方に『なるほど』と思わせるものはまだ無い感じがして、これまたマーケットにおいて日本必敗の予感がするのは、何故なんだぜ?バイデンさんは、なんかこの分野やる気マンマンぽいし。2020/11/13
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