できるビジネス やさしく学ぶデータ分析に必要な統計の教科書

羽山 博【著】

インプレス（2018/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 253p／高さ 22cm
• 商品コード 9784295003656
• NDC分類 350.1
• Cコード C3033

出版社内容情報

リテラシー向上の一つとして統計を学びたい人 マーケティング、企画、WEB 運営、営業などでデータ分析のスキルを必要としている人 統計の知識を Excel で実践したい人

内容説明

これまで見えなかった世界が見えて、仕事が１００倍おもしろくなる！！洞察力、ロジカル思考、仮説検証力も身に付く。

目次

第１章　データ分析のための鉄板のルールとは―分析の目的・データの形式
第２章　データ分析はビジュアル化からはじめよう―度数分布表・ヒストグラム
第３章　ライバルとの差は数値で示せ―平均値・中央値・標準偏差・分散
第４章　レベルアップの出発点は自分の位置を知ることから―順位・偏差値・ＡＢＣ分析
第５章　関係から問題解決の糸口を得る―相関関係・回帰分析・重回帰分析
第６章　トレンドと季節変動から未来を予測する―時系列分析
第７章　数値の差に本当に意味があるのかを見極める―平均値の差の検定・分散の差の検定
第８章　予測に役立つのはどの要因かを見極める―独立性の検定・相関の検定・重回帰分析の検定

著者等紹介

羽山博［ハヤマヒロシ］
京都大学文学部哲学科（心理学専攻）を卒業。ＮＥＣでユーザーや教員や社内ＳＥ教育を担当したのち、ライターとして独立。ソフトウェアの基本からプログラミング、認知科学、統計学まで幅広く執筆。読者の側に立った分かりやすい表現を心がけている。２００６年に東京大学大学院学際情報学府博士課程を単位取得後退学。有限会社ローグ・インターナショナル代表取締役、日本大学、青山学院大学、お茶の水女子大学、東京大学講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kentaro]

統計学に必要なのは特殊な才能ではなく、常識と業務知識から今ある情報から有意義な分析を行い、先入観や思い込みに左右されないものの見方が出来るようになります。 本書ではEXCELを使った統計計算により分析できることを解説しながら、どういった分析にどんな関数が適しているかや、計算上の意外な落とし穴といったものまで理解できるように工夫されています。 分析の目的を階層別に明確化し、下位の目的から、その達成にはどういったデータが必要になり、どういう形式にデータを加工しておけば良いかも明確になる。

2020/03/07

[せっちゃんさん]

参考書。「理論はさておき、Excelで分析したい！手を動かしたい！」という人にベストな本。信頼区間・t検定等、全て関数で出せるとは知らなかった。要約本の位置付けなので、“勉強してる人が頭の整理する”のに丁度良い。初見で読んでも、算出した結果の意味が分からないはず。統計検定の参考として丁度良い1冊。

2022/12/29

[Chicken Book]

Excelの教科書としても使える。なんならどういう時にその関数を使うのかというのが手段と方法が一致しているのでかなり実践的で使いやすい。

2021/10/05

[きなこもち]

Web上で見られる統計学の記事は初心者にはちんぷんかんぷん。もっともっと基礎から教えていただきたい、と本書を購入。数式は斜め読みした部分もありますが、平易に書かれており分かりやすいです。Excelでの計算法を軸に説明されてるのも実践的で良いです。ただ、シンプルゆえに考え方や用語等の解説はもの足りなさもあります。他の書籍で勉強して、実践の際にこの本をまた開こうかな、と思います。

2020/04/15

[みやこ]

ぜんぜん優しくなかったのですが、今すぐ使いたい！という人には、Excelの式が沢山入ってるので、見よう見まねで出来ると思います。私もひとつトライしてみます。

2020/04/11