内容説明
日本経済新聞文化欄で2度に渡って連載され、社会と広告の関係と、クリエイティブが生み出す社会の価値転換を知らしめ、多くの読者の話題をさらった杉山恒太郎の「世界を変えた広告十選」。この本は、その拡大版であり完成形です。ここには、広告が人々の価値転換にどう関ってきたか、その道程が記されています。ここには、希代なクリエイティブが新たな視点を発見し果敢に時代と向き合った、夢のチカラが載っています。ここには、時代を超えて普遍な、価値を「見つけること」と「造り出すこと」の思想と技術、その根幹が平易に語られています。この本は、コミュニケーション革命のなかで生きる人々への、生きるための示唆であり、明日を生み出すための指南書なのかもしれません。
目次
第1章 笑いと遊び(『Where’s the beef?』ウェンディーズ;『Diner』ペプシ ほか)
第2章 物語ること 説得すること(『Think small.』フォルクスワーゲン;『Gray Matter』ユナイテッドテクノロジーズ ほか)
第3章 かき立て、心の奥に触れる(『Double Life』ソニー;『Think different.』アップル ほか)
第4章 誇張と逆転(『1984』アップル;『Priest and Nun』ベネトン ほか)
第5章 体験とコミュニケーション(『ジャマイカキャンペーン』ジャマイカ観光局;『I Love NewYork』ニューヨーク市 ほか)
著者等紹介
杉山恒太郎[スギヤマコウタロウ]
株式会社ライトパブリシティ代表取締役社長。エグゼクティブクリエイティブディレクター。大学卒業後、電通入社。1990年代後半よりデジタル領域のリーダーとしてインタラクティブ・コミュニケーションの確立に貢献。トラディショナル広告とインタラクティブ広告の両方を熟知した数少ないエグゼクティブクリエイティブディレクター。主な作品に、小学館「ピッカピカの一年生」、セブンイレブン「セブンイレブンいい気分」、サントリーローヤル「ランボー」他シリーズ、ACジャパン「WATER MAN」など。カンヌ国際広告祭金賞ほか、国内外の受賞も多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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