内容説明
「お腹が痛い」「下痢しやすい」「ガスが多い」「ゲップが頻繁」「ぽっこりお腹」…。その不調の原因、大腸ではなく小腸にあった!肥満、うつ、疲労感、肌の劣化、貧血、狭心症、心筋梗塞、糖尿病、慢性肝臓病、免疫力の低下、小腸がん、リーキーガット症候群など、全身の病気の原因にもなっている!!国内外から数多くの患者が来院する消化器内科医が教える、日本初の小腸本。
目次
プロローグ さまざまなお腹のトラブルは、「小腸」で生じていた!
第1章 日本人の「小腸内細菌」が爆発的に増えている!
第2章 SIBOになると、さまざまな症状が現れる!
第3章 なぜ、SIBOになってしまうのか!?
第4章 SIBOの検査と予防法
第5章 SIBOにならないための食事法
第6章 SIBOを治療する7つのステップ
著者等紹介
江田証[エダアカシ]
1971年、栃木県に生まれる。医学博士。江田クリニック院長。自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会専門医。日本消化器内視鏡学会専門医。米国消化器病学会(AGA)インターナショナルメンバーを務める。消化器系癌に関連するCDX2遺伝子がピロリ菌感染胃炎で発現していることを世界で初めて米国消化器病学会で発表し、英文誌の巻頭論文として掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジュリ
6
バナナはオリゴ糖を含まないとか、豆乳は乳製品の中では~とか、間違った記述が多い。書籍全体を通して信頼できる内容なのか疑問。2023/05/14
coldsurgeon
6
小腸内で細菌が増えている小腸内細菌増殖症SIBOという病気が、最近増加しており、過敏性腸症候群の多くは、それに該当するらしい。小腸内で過剰に増加した腸内細菌・嫌気性菌や古細菌が、水素ガスやメタンガスを産生して、様々な不調をもたらす。そのような人に、発酵食品・食物繊維・ヨーグルト等を与えて、腸活しようものならば、火に油を注ぐことになる。小腸を整えることにより病気にならなことにつながる。興味深い書である。2019/03/12
takam
6
SIBOという聞いたことがない病名の紹介と対策について述べられている。私も呑気症に苦しめられてきた身だが、小腸について着目したことがなかった。確かに挙げられている食品であるパンやヨーグルトをよく食べる生活習慣を持っている。一つこの病について診察を受けたくなった。2018/09/23
えぬ
5
小腸について、健康について、知りたくて手にとる。 普通に生きていてつけてきた勝手なイメージが、勘違いの可能性があると知れたことが大きなこと。2019/11/22
ユウティ
4
FODMAPについてもっと知りたいのだが、本が探せなくて、この著者の作を3冊目。小腸がお腹の不調の原因になっており、過敏性腸症候群との関連性などが説明されている。出典もリストになっているので(読める人には)説得力があると思う。お腹の不調とストレスが混ざり合ってしまい、どこから手をつければよいのか…という方は読んでみるといいのではなかろうか。わたしはそろそろ実践してみるつもり。マーマレードが良いのか悪いのかが分からずにいます。2019/03/23
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