出版社内容情報
広告がかつてのようには効かなくなった。かけた費用に見合うだけの効果が得られなくなった。広告の炎上がおそろしい──。企業の担当者が広告にアタマを抱えるいまの状況は、なぜ起こっているのか。そんななかで企業は、どのように生活者に働きかけていけばいいのか。歴史ある国民的食品ブランドを復活に導いたり、高い技術に支えられてはいたものの知名度ゼロだったホーロー鍋を短期間のうちに「15ヶ月待ち」の予約状態にもちこんだりと、広告をつかわずに数々の企業の売り上げをあげてきた筆者が、その知見をまとめた1冊です。
内容説明
CMをやめて2年で売り上げ130%に。あの“国民的ブランド”復活のしかけ人が語る「ポスト広告時代」のコミュニケーション論。
目次
はじめに―どうして「ちがい」が生まれたのか
第1章 なぜ「広告をやめたい企業」が増えているのか
第2章 広告は本当に効かなくなったのか
第3章 広告に代わる「つぎのコミュニケーション」
第4章 広告をやめた企業はこうやって売り上げをあげる
第5章 科学を武器にしたPR的コミュニケーションの可能性
おわりに―「信頼」が競争軸になる時代
著者等紹介
太田滋[オオタシゲル]
ビルコム株式会社代表取締役兼CEO。1976年生まれ。オーストリア共和国ウィーン出身。経営管理修士(MBA)。Stanford‐NUS Executive Program in International Management修了。株式会社アイ・エム・ジェイ、ソースネクスト株式会社を経て、2003年にビルコム株式会社を創業。デジタル領域にとくに強みをもつPR会社として注目される。WOMマーケティング協議会理事長(2009~2011年)、総務省「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」構成員(2010年)、日本インタラクティブ広告協会「ネイティブアド研究会」主査(2014年)、同「ネイティブ広告部会」推進メンバー(2015年)、同「ネイティブ広告部会」事例研究分科会リーダー(2016年)などを歴任。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士課程に在籍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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