2020年、人工知能は車を運転するのか―自動運転の現在・過去・未来

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2020年、人工知能は車を運転するのか―自動運転の現在・過去・未来

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784295000778
  • NDC分類 537
  • Cコード C3055

出版社内容情報

人と人工知能が協調して車を運転する未来。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年をひとつの節目に、 人と車との関わりかたが大きく変わろうとしている。本書では、手動運転→協調運転→自動運転への進化と、この進化を加速させる人工知能との連携について、政府の戦略、自動車メーカーやヘルスケアメーカーの取り組み、海外事例など、 あらゆる角度から最新動向に迫る。

内容説明

東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年をひとつの節目に、人と車との関わりかたが大きく変わろうとしている。本書では、手動運転→協調運転→自動運転への進化と、この進化を加速させる人工知能との連携について、政府の戦略、自動車メーカーやヘルスケアメーカーの取り組み、海外事例など、あらゆる角度から最新動向に迫る。

目次

第1章 自動運転を取り巻く世界と日本の動き(自動運転に必要となる「人/車/道路」の三位一体)
第2章 車の自動化の歴史と自動運転の基礎となるACC
第3章 自動運転の技術はどこまできているのか(『FUN TO DRIVE』と自動運転を融合させるトヨタ;日産による運転支援技術の集大成「プロパイロット」;「人間の研究」が支えるホンダの自動運転技術;人馬一体を実現するマツダの「GVC」;進化を続けるスバル「アイサイト」;メルセデス・ベンツの考える人と車が融合した未来)
第4章 人工知能が自動運転の発展を加速させる(オムロンの人を理解する「ドライバー運転集中度センシング技術」;スイス・シオンの自律自動運転シャトルバス)

著者等紹介

西村直人[ニシムラナオト]
1972年1月11日東京生まれ。交通コメンテーター。クルマとバイク、ふたつの社会の架け橋となることを目指す。大学を卒業後、自動車雑誌の編集部に勤務し、その後、独立。得意分野は先進安全技術とパーソナルモビリティだが、広い視野をもつためにWRカーやF1、さらには2輪界のF1と言われるMotoGPマシンの試乗も積極的にこなしつつ、4&2輪の草レースにも精力的に参戦中。また、大型トラックやバス、トレーラーの公道試乗も積極的に行うほか、ハイブリッド路線バスやハイブリッド電車など、物流や環境に関する取材を多数担当。2002年5月より有限会社ナック(創業1980年5月)代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

10
日本のメーカーの自動運転に向けての取り組みがまとめられている。しかし、自動運転の全貌を見ようとするのなら、グーグルやステラの取り組みや考え方を並べてみないといけないのではなかろうか。2017/03/29

kaz

1
現在の技術動向に関する記述は丁寧だが、人工知能に関する見方がやや浅い印象があり、将来を考えるという点では少し不満も残る。あくまで自動車に関するコメンテーターとしての立場からの本ということなのだろう。とは言え、自動車メーカーの技術者等へのインタビューや人と機械の協調運転を繰り返し訴えている点等には学ぶところも多い。機械から人へどうバトンタッチさせるのか、人の状況を機械がどう認識するべきか、機械に対する過信をどう防ぐか、超高齢社会等の環境下での利便性をいかに確保すべきか、検討すべき課題は多い。 2017/05/02

今更読書

0
完全自動運転にはまだまだ時間がかかるだろうと言うのは理解していたが、自動運転レベル3(状況によって手動運転に切り替える)も人が反応する時間等を考えるとそれはそれで難しいなとは感じた。また、技術的な課題のみではなく、事故が起きた場合の責任はどうするのか等、課題は山積みなので、実現に向けてどう解決して行くのか興味がある。とりあえず事故の発生を少なくすることは可能なので、そう言う技術が進むだけでも大きな進歩。現在、MT車に乗ることはほとんど趣味だが、将来は自分で運転すること自体が趣味になるのだろうか・・・2017/10/29

Takahiro

0
自動運転の知識を深める意味で拝見。自動運転に対する各社の考え方がそれぞれの目指す方向を表しており、とても興味深い。今日の自動車業界では、自動運転の開発競争に注目が集まっているが、「自動運転はあくまで”手段”に過ぎない」ということを大事なことを思い出させてくれた。移動の自由を実現するカギとなる自動運転、今後の発展に期待したい。2017/05/22

井上岳一

0
浅いなー。国内メーカーの動向をさらっとレビューするのには、まぁ、便利。2017/03/02

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