内容説明
「お嬢さん、地獄で死ぬのは難しいんだぜ」。俺の事務所に突然現れたのは、ちょっと生意気な美少女弁護人。なぜか俺は、彼女とともに行方不明になった娘の捜索で地獄巡りの旅に出る。麒麟に乗って空を飛び、地獄で燃え盛る業火を眺める。阿鼻叫喚、地獄で仏、溺れる者は藁をもつかむ？ってか…。そこで俺たちは、とんでもない秘密を知ることになっちまった。天国と地獄で活躍する弁護人を描いた、笑いと涙と感動の奇想天外スペクタクル。第８回「新風舎文庫大賞」準大賞受賞作。
著者等紹介
松山剛［マツヤマタケシ］
『閻魔の弁護人』で第８回「新風舎文庫大賞」準大賞を受賞。東京都在住、１９７７年７月生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ムニメグ
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仏教をモチーフとし、地獄で苦難のなか亡者の弁護人を務める主人公が閻魔のとある依頼から、天道・地獄道を跨ぐ争い・陰謀に巻き込まれてゆく話。キャラクター名がその特徴や背景に応じて色々な用語からとられているのもユニークでした。あらすじにある「天国と地獄で活躍する弁護人」とは少し違った印象を受けましたが、それぞれのキャラが世界のあり方に悩みもがく姿も相まり、独特の世界観に感じました。2011/11/07
