新風舎文庫
涙の射殺魔・永山則夫事件―六〇年代の少年犯罪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784289504251
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

内容説明

六〇年代終わりの高度経済成長期のなか、これまで類をみなかった少年犯罪が起きた。十九歳の永山少年による連続ピストル射殺事件である。一九六八年十月十一日未明、東京プリンスホテルでガードマンを射殺し、その後も犯行を繰り返しながら逃走をつづけ、翌年四月七日、東京で逮捕された―。高度成長期の六〇年代を背景に、永山少年の犯行、心の闇にまで迫ったドキュメント。そして、一九九七年八月一日、死刑が執行された。

目次

1 事件(強盗殺人事件;生い立ち、第一の犯行 ほか)
2 逮捕(都会を徘回する少年;都市化と過疎と集団就職 ほか)
3 逃走(犯行に至るまで;骨まで愛して ほか)
4 射殺(東京・芝、ホテルガードマン射殺;京都・八坂神社、警備員射殺 ほか)
5 呪縛(オレを三回捨てた;呪縛からの解放 ほか)