内容説明
社会福祉の現状や問題点を、時事問題を絡めて訴えかけるエッセイ集。「江戸いろは・かるた」になぞらえて、知的障害者福祉の現実を表した「いろはに福祉」を始め、「施設の品格」「知っているのに知らんふり」「戦後六〇年から考える」「時勢の自制・自省・辞世」など、全九編を収録する。福祉の現場で培ってきた知識と経験をいかし、軽快な語り口とユーモアを交えて、独自の福祉論が痛快に語られる。
目次
いろはに福祉
施設の品格
知っているのに知らんふり
愛の「さんか」アラカルト
後ろめたさの余韻
信じたい新事態
戦後六〇年から考える
時勢の自制、自省、辞世
後には曳けない状況
著者等紹介
星野茂［ホシノシゲル］
１９５４年群馬県生まれ。神奈川県在住。日本社会事業大学卒業。精神病院、知的障害者入所更生施設、高齢知的障害者施設への勤務を経て、現在は「愛の森学園」にて施設長の重責を担っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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