内容説明
本と出会い、本を楽しむことのできる広場として、多くの人々から愛される書店「青山ブックセンター(ABC)」。二〇〇四年七月、ABCは営業中止を発表。その直後、作家や読者から存続を望む声が高まり、民事再生手続きにより一部の店舗が残ることとなる。なぜABCは倒産し、そして、再生できたのか?ABCブランドを支える「祭り広場」と「屋台」のシステムに焦点を当て、その理由を徹底的に検証。店長や学芸員の教育に携わった著者が、多角的な視点と現場の声をもとに、ユニークな書店論を展開する迫真のドキュメンタリー。第26回新風舎出版賞ノンフィクション部門優秀賞受賞作品。
目次
第1章 ABC閉店の反響
第2章 ABC再建の動き
第3章 ABC倒産の背景
第4章 ABC経営の戦略
第5章 広場に賑わいをつくる店長
第6章 屋台に楽しさをつくる学芸員
第7章 生きた本を売る書店経営
著者等紹介
浅井輝久[アサイテルヒサ]
1938年愛知県名古屋市生まれ。防衛大学校を卒業し指揮官・幕僚として勤務。このうち三年間は防衛大学校教授。第三師団長として阪神淡路大震災で救援活動にあたり、それを最後に1995年退官。その後、2004年まで財団法人防衛弘済会常務理事。還暦を期し、慶應義塾大学法学部で学び、卒業。この間、ABC青山ブックセンターの中堅社員の教育を担任した。現在は企業の危機管理や現場における部門長のリーダーシップについて企業研修の講師や講演活動を行っている。2006年、『ABC青山ブックセンターの再生―独立系専門書店が名前を残した理由』で第26回新風舎出版賞ノンフィクション部門優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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