内容説明
仕事上のプレッシャーや非行に走る息子の問題から大きなストレスを感じ、自分でも制御できない身体のメカニズムにより、犯罪行為に走ってしまう警察官の姿を描いた表題作ほか１篇を収録。人の宿命を、心身の仕組み＝メカニズムという観点から描いた社会派小説、登場。
著者等紹介
市原さとし［イチハラサトシ］
１９３８年（昭和１３年）、東京都江東区生まれ。中学卒業時より父の町工場を手伝い、その後、跡を継ぐ。町工場で働く一方、小説家への夢をあたため、６０歳よりそれまで書き溜めてきたものを公募などを通じて発表。現在は３０年来続けている少年野球の指導と、執筆活動に専念（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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