内容説明
「男の声だー」よし子は、学校でいじめにあっていた。声が低いとからかわれ、上ばきや教科書がなくなる。よし子はだんだん、だれとも話さないようになっていった。そんなとき、学校帰りに行った海辺で、あるおじさんに出会い…ほんの少しの勇気は、輝く自分へのジャンプ台。いじめをのりこえて、少し強くなった少女の成長物語。小学校中学年から。
著者等紹介
長谷川和子[ハセガワカズコ]
1944年、神奈川県生まれ。老人ホーム施設長。小学生の頃より詩を創作し、創作活動を続けている。日本クリスチャン・ペンクラブ会員。1998年より2年間プロテスタントのキリスト教雑誌「百万人の福音」(いのちのことば社刊)の記事ライターとしても活躍した
篠原由佳梨[シノハラユカリ]
長野県生まれ。2005年より本格的にイラストレーターとしての活動を開始する。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。