内容説明
サラリーマンとなり、埼玉、USA、鳥取、千葉、秋田と転勤を経験しながら40年間働き、転勤地では八幡太郎義家の弟の新羅三郎義光を祖とする甲斐源氏累代の遺跡に立ち、雄大な歴史ロマンを楽しんだ著者による、各地の武田一族の史跡を訪ね、その歴史とロマンを探る紀行文。
目次
風林火山の旗海を渡る―埼玉・USA
風走る・武田高信―鳥取
安芸国に残る武田菱―広島
甲斐から出羽へ・浅利与一―秋田
燎原の火の如く・上総武田一族―千葉
武田信玄の北信濃進行路―長野
表富士に眠る武田信光―静岡
甲斐府中の辺り・歴代武田氏の足跡―山梨
領国経営の原点・治水と金鉱―山梨
会津に吹く武田の遺風―埼玉・福島
著者等紹介
保坂嘉郷[ホサカヨシサト]
1940年、羽鹿島村(現在の鰍沢町鹿島)に生まれ甲府第一高等学校卒業まで山梨県在住。1963年、東北大学理学部地球物理学科卒業後、日立金属(株)熊谷工場に勤務。磁材工場長、Hitachi Magnetics Co.副社長、理事。鳥取工場長などを歴任。東洋精箔(株)常務取締役管理本部長兼秋田工場長を経て2003年3月、40年間の会社生活に終止符。現在、埼玉県深谷市に在住。武田氏研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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