内容説明
私立の教育精神に触発された著者は、勤務していた九州の公立小学校を退職。戦後、混沌とした東京にやってきて、憧れの私立小学校の教師となった―。ほのぼのとしたエピソードを紹介しながら、教え子たちの学園での生活をまとめたエッセイ。
目次
退任の朝
子供を生かす教師のコトバを
節子ちゃんからの通信簿
淳くんが、日記を書いてきた
白熱の師弟対決
私学教師の本懐
四十年ぶりの小さな同窓会
長っ尻の帳尻
こたつのある風景…一姫、二姫、三太郎
一世一代の大勇断〔ほか〕
著者等紹介
鶴田平次郎[ツルタヘイジロウ]
1929年、長崎県佐世保市に生まれる。神奈川県在住。佐世保市の公立小学校勤務を経て、1954年から1992年まで、学校法人清明学園(東京都)に勤務。現在は同学園の評議員を務める。また、自分史&随筆の会「そよ風」の代表幹事として活躍中。「コスモス文学の会」随筆同人。受賞歴は、NTTふれあいトーク賞(1994年)、神奈川県勤労者文芸コンクール随筆の部入選(1999年)、コスモス文学新人賞奨励賞・随筆部門(2001年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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