短歌(うた)で辿るソ連抑留記

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  • サイズ B6判/ページ数 109p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784289013111
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

内容説明

空の「神風」、海の「回天」。一兵よく敵一戦車を破壊する「挺身肉攻」は、満州関東軍最後の戦法、兵器だった。黄色薬を抱き、将に往かんとする時、青天の霹靂。今や清水少尉の命運は貨車にあり、シベリア鉄道一万キロを果てもなく往くのであった。

目次

満州関東軍に赴く(中学生の決意;騎兵第二十八連隊;捜索第五十七連隊 ほか)
満州の大地(終戦の詔勅下る;敵の軍門に下る、軟禁の日々;北に向かって驀進)
シベリア鉄道一万キロ(捕虜列車は西へ西へ;マルシャンスク捕虜収容所;ガス管埋設工事 ほか)

著者等紹介

清水俊夫[シミズトシオ]
大正13(1924)年、埼玉県児玉郡生れ。満州第四六四部隊芙蓉隊(騎兵学校)卒業。昭和20(1945)年満州(現中国東北部)遼陽にて終戦を迎える。その後、ソ連のマルシャンスク捕虜収容所に抑留され、昭和23年5月、復員。その後は、長く慶應義塾に勤務し、慶應義塾塾監局参与を経て、平成2(1990)年定年退職。元陸軍少尉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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