内容説明
「罪は赦された」「党が犯罪者と言っているのに、何の権限があって、お前は人の罪を赦すのか」。一神教最大の犯罪は、背信である。神や党を疑うことは、死に値する。そのような状況で「人の子」イエスは、多神容認の、「赦す戦い」をしたのだ。これまでこのようなイエス解釈はなかった。人の子の「生」が、そしてその「死」が、如何に崇高であったかを知らせよう。
目次
もの凄い人物
『聖書』全編の中の最大の理論家=パウロ
偽善と欺瞞と不正直
地面になにを書いていたか
罪は赦された
『ヨブ記』の延長線上にある戦い
心の貧しい人々と柔和な人々
イエスこそがアンチクリスト
二人はもはや別々ではなく、一体である
君主のように彼と対決する
善行は隠れて行え
お前の目から、丸太を取り除け
人の子が、地上で、罰を赦す権威を、持っていることを知れ!
あとから、行く
パウロの変換
白く塗った夢
知識の知性の僧衣を纏う者
ピラトの十字架拒絶
イエスの死
世界は八百万に棲み分けていく
著者等紹介
今井道夫[イマイミチオ]
1955年、新潟県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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