内容説明
全体主義は、一神教である。一神教の思考の、解放された姿が、全体主義だったのである。「神の国」が実現され、「最後の審判」が実行された。だから、凄まじい人間殺戮が、行なわれたのだ。モーセの大量殺戮や「暗黒の孤独」、預言者たちの奇矯な論理は全体主義の原像として、ここに暴き出される。
目次
親子四代の物語
革命家モーセ
僧侶の宗教
理想と正義による殺戮
わたしはある
神の言葉
生命継承の共同体
預言者の思考
人間の裏切り者としての自動律
マルクスの無神論と共産主義〔ほか〕
著者等紹介
今井道夫[イマイミチオ]
1955年、新潟県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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