内容説明
幼年期を過ごした半田銀山を五十数年ぶりに訪ねた達夫は、一晩泊めてくれた老夫婦に心に秘めてきた銀山での記憶を語る。母と二人で暮らしていたつらい生活の中、幼い心の支えとなっていたのは、美しい黒髪の「宮」という女性だった…。大人のための物語絵本。
著者等紹介
渡辺達[ワタナベトオル]
福島県伊達郡在住。郷土の史跡である半田銀山にスポットをあてた物語を執筆している
前原啓子[マエハラケイコ]
1980年生まれ。大学在学中、銅版画を学ぶ。2007年現在、イラストレーターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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