内容説明
著者は、ホームレスの人たちの重荷を持ち、何回も更生を誓っては脱落してしまう人たちを忙しい仕事の合間を縫って家を訪ね、教会に導き、励まし続け、祈りつづけてきた。深い信仰と、大きな愛・優しさで包み込む「手のひら」の真実の物語。
目次
靴
検死
岩手
出会い
奈月
オヤジ
ダンボールハウス
洗礼
襲撃
行方不明
山栗
労働
引越し
電話
手のひら
著者等紹介
伊藤賢治[イトウケンジ]
1951年、栃木県宇都宮市に生まれる。現在も同在住。エンジニア、詩人。二〇歳前後から詩作を始める。77年、キリスト教信者となり洗礼を受ける。現在、毎年、教会月報「コイノニア」に詩を投稿。峰町キリスト教会会員。鹿沼詩友会会員。市民芸術祭にて「準市民芸術賞」受賞。『詩』『創作』においてたびたび入賞を果たす。「宇都宮文学」(宇都宮市教育委員会発行)に作品の一部が掲載される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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