大文字山を食べる―山菜・キノコ採集記

大文字山を食べる―山菜・キノコ採集記

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784289011650
  • NDC分類 657.8
  • Cコード C0095

目次

春(ニワトコ;ヤブカンゾウ ほか)
夏(サクランボ;野イチゴ ほか)
秋(ウスヒラタケ;マツオウジ ほか)
冬(フユイチゴ;ワラビ ほか)
おわりに―採集の思想

著者等紹介

安田陽介[ヤスダヨウスケ]
1969年生まれ。京都府京都市北区出身。京都市左京区在住。京都大学文学部史学科修士課程修了。予備校講師(日本史)。H.D.ソロー研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のりたまご

3
有川浩の「植物図鑑」から、読みたくなって再読。やっぱりめちゃくちゃ面白い!「縄文時代の生活」を理想に掲げ、京都の大文字山の植物を採取して食べる。昨今の表層的なアウトドアブームを一刀両断し、矛盾だらけの里山主義を弾劾する。顔見知りのご婦人方とかわす会話もユーモアが溢れててクスッと笑ってしまう。「食すると下痢をする」とわかっている植物をあえて食べてその下痢を「楽しんで」縄文人の追体験する。めちゃくちゃな人なのに、文章に知性と大文字山に対する「愛」が感じられます。「エセ植物好き」な私は、著者に叱られそうだな。2020/05/16

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