内容説明
「夕ご飯までには帰っておいで」母の声を背に安心しきって外へ駆け出してゆく好奇心いっぱいの子供たち。貧しくとも生き生きと暮らした古き良き時代の田舎の情景を少年の純粋な眼で優しく見つめた、珠玉の随筆集。
目次
樹の上から
福智山脈
疑問
台風の後先
喧嘩松
河童の棲む沼
祖母を語る
田舎の儀式
貧乏のつけ
母のこと〔ほか〕
著者等紹介
原田ひとし[ハラダヒトシ]
1932年、福岡県生まれ。郷土古代史探索家、高齢者生活アドバイザー。職歴:農業を主業とし、土木作業、瓦工、鉄工(溶接)、トラック運転士、炭坑坑内夫、産炭地開発就労事業(組合執行部)、生活相談室アドバイザー、他。2001年、「郷土・福祉・子育て・少子化問題」に応募、優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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