内容説明
生と死、人間の愛と憎しみ、人生とは?戦争と平和、人間の闘争心とは?60年間、消えなかった記憶。真の平和が問われる時代。歴史を想い起こすとき。第二部として、詩のような形でノートに書きとめたものの中から、戦いと安らぎに因んだものを記している。
目次
戦いと安らぎと1―一九四五年前後の青山をめぐって(戦いの波;学校が工場に様変わり;戦場と銃後;敗北への流れ ほか)
戦いと安らぎと2―戦後六十年の時を経て(真夏の断想;雲;風;その時 ほか)
著者等紹介
中里昭子[ナカザトアキコ]
1929年静岡生まれ。1930年より青山で過ごし、東洋英和女学院在学・動員中に終戦を迎えた。1952年、聖心女子大学卒業後、清泉女学院教諭。以後研修期間を除き、教育および教会関係の仕事に携わる。現在、東洋英和女学院評議員。地域のボランティア活動に参加。目黒区在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。